ニンジャ完成

当社で、以前一部紹介していた、カウルが付いた状態で取り付けできる、
GPZ900R用マフラー製作しました。
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今回はリヤショックをオーリンズ製に交換と、当社で販売して4年に
なりますので、ゴム類の細かい部分を中心に整備をさせていただきました。
またマフラー変更に伴い、キャブレターのセッティングを国内仕様から、
輸出仕様に変更しました。
変更部品はジェットニードル、メインジェット、エアクリーナー入口の
ダクトです。ジェットニードルが予想外に欠品になっており意外と大変でした。
乗り味の方はノーマルとかなり変えることができ、パワフルになりました。
特によく使う回転域4000~5000近辺のトルクが出て、アクセルの
開け具合に対しメリハリができ断然乗るのが楽しくなりました。
短い直線やコーナーの立ち上がりでやたらと加速したくなってしまいます。
スペースの都合上、一気に集合出来ないので、いわゆる集合音にはならないのですが、
ツインのエンジンと集合音の中間のような音がします。
アイドリングから少しだけ吹かすと、まるでエンジンをチューニングしたかのような
音がして、この部分は予想を上回りました。
高回転域は中回転域が充実したせいで、集合タイプより回転が駆け上がって
行く感じは小さいですが、フン詰まりにならないようにスムーズに排気が
流れるようにパイプサイズ等注意して作りましたので、回す楽しみも残り、
ノーマルよりビューっと回転が伸びていきます。
キャブレターのセッティング変更も効いています。
リヤショックの変更も効いて、路面からの突き上げに対し、
角が丸くなり乗り心地もよくなり乗りやすくなりました。
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また大きく感じられるのは、車体が軽くなったことで、
車体をサイドスタンドを立てた状態から起こすときから、
軽くなったのを感じることができます。
実際に乗ってみても、寝かし込み、切り返しが軽くなり、
ノーマルより、軽快に走れるようになっています。
このニンジャの変更点は多くありませんが、
まだ走行距離4000キロにみたない抜群のコンデションで、
それをベースに各部をきちんと整備してあります。
以前の当社のニンジャはカウルのないものでしたが、
今度製作する際は、このお客様のニンジャのように、
カウル付きで製作したいと考えています。
写真だとカッコよさがもうひとつ伝わらないな~と思います。残念。

コメント

  1. 高尾 より:
  2. 高尾 より:

    このころのカウルは、今のレプリカにないかっこよさがありますね。
    私個人的にはアンダーなしのほうが、すきです。好みですよね。

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