好調を維持するための3つのこととおまけ

最初にこのブログの文字がゴシック体でなく
明朝体で見える方。読みにくくてすいません。
使っている物によってそう見えるものと
見えないものがあるようです。

後日時間を作って改善したいと思います。
なかなかしないだろうな~。

ここから話は本題です。
旧車バイクを購入後、
いつも絶好調で乗りたい。
好調を維持したい。
誰でも願うことではないでしょうか。

今までも書いていることですが、
好調を維持し、お金も無駄にかからず、
を実現するために旧車バイクを購入後に
特に傷む、さけてほしいことを3つ書きます。

実際にできるできないはあると思いますが、
ちょっと頭においていただいて、
少し気遣いするだけで購入後の
傷み具合が大きく変わります。

まず1番してはいけないこと。

湿度が高い所に保管する。
とにかくこれが一番傷みます。

湿度が高すぎる所においていると
短い期間でも鉄のメッキされている
ネジ類がはっきりと錆びてきたり、
エンジンなどでバフ仕上げされているところが
あきらかに曇ってくるのですぐ解ります。

しかも今のように気温が高くなると
なお悪い。

短い期間とはどれぐらいかと
具体的に書けば、
完全にレストアされた状態のバイクで
納品されてから3ヶ月ぐらいで
上記のようなことがおきてくる。

保管(湿度が低い)がよければ半年、
1年とたってもそんなことにはなりません。

たとえ屋内保管でも、
もし3か月ぐらいで先ほど書いたような
鉄のネジ類のはっきりとした錆、
バフがけ部のあきらかな曇り
(熱的に厳しいマフラーのスタッド
ボルトは錆びてあたり前なので含まない)
アルミの部品で表面がアルマイト処理されて
いないものがくすんできているようであれば
できる範囲で保管場所の改善をした方が
良いです。

外から見て解りやすいこのような
ことからでも、湿度が高すぎるかどうか、
保管状況が適切かどうかの判断ができます。

ボロバイクであればどうでもいいことでしょうが、
大切なバイクであれば気にしたいところです。
錆がおきたりすることはもちろん嫌なことですが、
自分からそれ以外の機能部分もトラブルを
まねいているようなものだからです。

保管や、使い方が良ければ納品後かなりの年数が
たってもトラブルはほとんどなく乗ることが
でき、お金も驚くほどかかりません。

とはいっても屋内に置けない、
屋内にはあるが湿度が高い、
など諸事情は色々あると思います。

ですが、これはできる範囲で
できることをするしかないので、

カーポートでバイクに車体カバーを
かけてあるなら、時々カバーを外し換気する。

除湿する。ちなみに押入れなんかに入れたりする
除湿剤みたいなものはバイクの除湿に使うには
効果が期待できないので、
部屋の中なら除湿機のパワフルなものをつかう。

あとなんといっても一番いいのは、乗ることですね。

とにかく湿度が高い状態で
置きっぱなしは傷みます。

 

2番目に傷むのは先ほどすこしでてきましたが
乗らないこと。
忙しくて・・なんてことを良く聞きますが、
それはそれとして、乗ることをあきらめない
ことが大切なのではないでしょうか。
時間を作りましょう。

一度大きく調子を崩すと、大がかりな整備が
必要となりますよ。

乗るということはエンジンちょいがけ
なんてのは乗ったうちに入りません。
具体的にはすいた道で最低10キロ、
30分ぐらいは走らないと
乗ったうちには入りません。
渋滞しか走れないなら走らない方がよい。

季節によりますが10キロぐらい走れば
暖機も終わるのでそのころを見計らって
1回だけでもいいのでエンジンを上までまわす。

カワサキZ系であれば7000回転以上は
1度は回してほしい。レッドゾーンまでは
無理して回す必要なし。

もしできるなら1度エンジンをかけたら
10キロではなく20キロ程度は走ってほしい。
1時間程度だと思いますが、この程度でも
驚くほど好調を維持できます。
それが無理なら10キロ、30分。

冬に雪が降って乗れない等、
特別な事情がない限り、
一か月に一度は乗ってほしい。
ダメなら2カ月に一度。
好調さを維持したいのなら乗るべきだと
思います。

どうしても乗れないのなら、
保管は湿度をできる範囲で低く
保つ努力をして、なるべく乗れない
期間を短くすることが必要です。

「全然乗ってないのにオイルが漏れてきた」
「大事に屋内保管しているのに久しぶりに
乗ったら調子悪い」

そんなことを言って、バイクのせいや
バイク屋さんのせいにしていませんか。

車やバイクは何を前提に造られているかを
まず考えなくてはいけません。

それは乗って走るために造られている
ということ。

飾って置いておく前提でバイクや車は
設計、製造はされていないのです。
当然ですね。乗る。走る前提で作られています。

ですので、
乗っていないで久しぶりに乗ると、
エンジンの調子が悪い。
走っていて電気系のトラブルがでる。
オイル漏れる。各部がスムーズに動かない。
などなど不具合がでることあります。

バイクを設計した人や各部品、
整備した人間が悪いのではありません。
乗っていないのが悪い。

全然乗っていなくて車検がきれ、
そのまま放置。
しばらくぶりに車検を再取得して
乗ろうとすると車検取得の整備代の
請求書にびっくり!
なんてのは当然のことです。

先ほど書いた1番目、
湿度が高く、しかも2番目の
乗らないとどうなるか。

下記症状が驚くほど早くでてきます。

ゴム類の短期間での劣化、硬化、
それによるオイル漏れ、
エンジン内部金属部品の錆、
電気部品のカプラー内の端子類の錆による接触不良、
ベアリングなど動かなくては
いけない部分がスムーズに動かなくなる。
キャブレターの不調、ガソリン漏れ
等です。

塗装部分などはほとんど変化がないので
傷んでいるように見えないのですが、
乗っていてすぐに困る、トラブルとなる
部分の傷みが早くなるのです。

私自身も時間がとりずらい状況では
ありますが、お客様のバイクを預かるとき、
試乗車があるときはその好調さを
維持しなければなりません。

その場合はこの1番2番を守るのが
最優先です。
そして最後の3つ目ですが雑に扱わない、
丁寧な運転を心掛ける。
具体的には瞬間的に大きな負荷が
加わる運転を避ける、です。

これは説明が今までの2つと比べ説明が
やや難しいのですが、
ミッションが一番説明しやすいので、
それを例にします。

シフトダウン、シフトアップで
クラッチをきちんと握り、
スムーズにつながるようにエンジンの回転を
うまく合わせる努力をする。

ゼロヨンのスタートのようにアクセルを
あおってクラッチをスパッとつないで
というような運転を避ける。
というような感じで、大きなショックが
おきるような運転をしない、ということです。

瞬間的な大きな負荷に各部耐えられるようには
できていないので、一番弱い部分が
壊れたり、大きく傷んできます。

きちんと変速が終わった後に
大きくアクセルを開けても壊れないが、
変速する時に雑な運転をするとダメと
いうことです。

これは車種や使うパーツにより弱い部分や、
マージンのとり方が違うので、
前乗っていたものは何ともなかったのに
今回のは壊れた、傷んだ。
ということもありえます。

こういうことを避けるには、
ゴン、ガツッといったショックが起きるような
運転をさけ丁寧に操作することが
機械物を長持ちさせ、好調を維持するコツなのです。

運転マニュアルのような堅苦しいことではなく、
丁寧に扱おうという気持ちがあれば、
自然と操作もそうなってくるので
その意識が頭にあれば良いと思います。
それだけで傷み具合が全然違います。

一年中全バラの仕事をしている、
実体験から経験、感じたことです。

ここからはおまけ。

先日車を点検に預け、
少し代車に乗っておりました。

代車は好きではないので、
借りたくない方なのですが、
2人で動く時間がもったいなく
帰りの足として借りたのです。

当社も走ってこれる距離の方には
できるだけお客様にバイクを持ってきて
いただけるようにお願いしておりますが、
自分も車の整備の時は持って行って
引き取りも行くようにしています。

代車は自分では絶対に買わない
タイプの車です。

ですが借りていて何なのですが
乗り始めてすぐに後悔しました。
どこにでも走っているような車なのですが、
危険を感じました。

といっても整備不良などではなく、
走行2万キロぐらいの新しいものです。

何が危険かといえば、
頭が無になる。ということです。
全く考えない。緊張感がなくなる。
人間が本来持っている感覚を全く
使わない。

スポーツカーで走りに夢中になって
ということとは正反対の位置です。

またやたらとフロントガラスまで
距離があり(小さな車なのに)
それも悪い方にプラスに働いている
ようです。ブレーキも効きが悪いし、
ペダルの横方向にやたらとガタがある。

こんなクルマに乗っている人が
増えれば、事故が増えるわけだ、
そう感じました。

本来使うべき感覚を一切使わず運転する。
元々車やバイクを運転することは
危険なことで、危険だという認識が
あって運転するものだと思っています。

私もミスをすることはあると思います。
そう思って運転するので、適度な緊張感が
ある。

ですが運転することで全く感覚を
使わなくなくなる車、頭が無になる車。
それがいいわけはありません。

最近のバイクにもそういうものを感じます。
乗っていてどこか、感覚を使わない、
そういう部分で似ている部分がある。

昔の作り方が全ていいとは
全然思っていませんが、
最後の人間が走って作りこむ部分が
足りない、あるいは解っていないのかも
知れません。
物事をオンかオフで作っているかのような。
その間の部分が大切なのです。

偉い人が何かと理屈をつけて説明しようが
運転する人が何をやっているか
感じないような物はダメだと思います。

昔のバイクには、新しいバイクでは
めったに出会うことの出来ない
自分の感覚をきちんと使って動かす、
そんな楽しさにあふれています。

ただスピードだけがでる、
そんなものではなく、
自分の感覚をフルに使って乗る。
そんな旧車の良さが伝わるバイクを
製作しなければと思います。

当社はコンマ1秒を削るバイクは
造れない。

ですが人間の感覚を存分に使って
運転を楽しむバイクは作れます。

次に自分の車を預けるときは
代車は借りません。

投稿者: 田﨑 隆一

タサキチューニング代表です。よろしくお願いします。

“好調を維持するための3つのこととおまけ” への 1 件のフィードバック

  1. 何か、私に言われているようで胸が痛みます。
    時間を見つけては乗るようにしているのですが、今時期は雨が妨げとなってしまいます。
    私の希望としては、ぎりぎりの歳で息子とツーリングするのが夢です。
    今0歳ですから、70歳前で乗れますかね???
    私がビックスクーターで、息子がイナズマでもOKです。
    あと20年維持できるでしょうか・・・
    そのためにも、乗ることですかね。
    夢です。

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