Z1製作ドキュメント5

Z1製作模様のつづきです。

当社ではできる限り自社内で作業を
行うようにしています。

外注すれば平行して作業ができる関係で、
かなり作業の進捗が早くなりますが、
こちらの思うような品質で納品してくれる
会社は少なく、依頼できる部分はとても
少ないです。

また、どうしても修正、使えないなど、
ばらつきもあり問題が出てきます。
削り出し部品などでも、複数の部品を
組み立てることにより出来上がっているものなどは
当社に届いてから問題を発見し、
修正してもらうことはよくあることです。

通常そういう部分には、
ほとんどの会社は気づいていないと思います。

ですのでそのまま納品される。
ということは同じ金額を支払っていても、
手に入るものは運が悪いとレベルの低いものが
付けられている、ということです。

当社ではどのレベルなら問題ないか、
とてもよくわかっていますから、
ダメなものはダメ、良いものは良いと
きちんと判断できます。

バイクは部品の集合体ですから、
部品が良ければ完成車も仕上がりがよくなる。

どうせお金を支払うのなら、
間違いのないものが良い、そう思いませんか。

外注でお願いする部分はお金の問題ではなく、
その依頼する部分は、当社で作業するより品質が
高くなる。あるいはその部分については
ノウハウをたくさん持っている会社であると
いうことに限られます。

レストアやオーバーホール、チューニング作業する
部分には、絶対に外部には任せてはいけない
大切な箇所がたくさんあります。

旧車のようにもともとの状態に差があるものを、
きちんと高品質なものに仕上げる場合、
何でもかんでも人任せではできるはずがないと
私は考えます。
製作の順番で紹介しているので、
紹介内容は順序がバラバラな感じになってます。
すいません。
ではZ1製作ドキュメントの続きです。

スイングアームを途中まで溶接したところ。この後、一度途中まで外観を綺麗に仕上げ、チェーンカバーのステー、リヤショックのサス受け左右、リヤブレーキトルクロッドのアンカーを車体に合わせ位置決めして溶接し、再度仕上げます。その後にベアリングなど交換します。

スイングアームを途中まで溶接したところ。この後、一度途中まで外観を綺麗に仕上げ、チェーンカバーのステー、リヤショックのサス受け左右、リヤブレーキトルクロッドのアンカーを車体に合わせ位置決めして溶接し、再度外観を仕上げます。その後にベアリングなど交換します。2017年現在では補強の仕方はこの写真のものと違います。

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