古いバイクのサスと整備アドバイス会員について


今現在コロナで皆さんいろいろ
大変だと思いますが、
暗い話題ばかりでつまらないので、
普段と同じに書きたいと思います。

前回はピストンについて書いたのですが
意外に興味を持ってくれた方が
多かったようです。

今回はフレームを含めた
古いバイクのサスペンション、
足回りのことについて

ざっくりと書きます。

この辺の技術的なことについては
レースなど本気でされている方には
とても詳しい方も
いらっしゃいますので、
そういう方は今回読んでいただく必要は
ありません。

ただ古いバイクが好きな方や、
最新のバイクに乗っていない方には

役立つこともあると思います。

古いバイクが新しいバイクと
一番違うのは、

フレームの剛性が高くない、
多かれ少なかれ変形しながら
走っているというところです。

ですので、スイングアームや
フロントフォークなどにすごく剛性の
高い
ものを取り付けたとしても
走りの気持ちよさに直接つながらない
こともあります。

むしろ乗りにくくなったり、
印象が悪くなることもあると
いうことです。
ただ速く走るというわけではなく、
扱いやすく、乗っての印象が良く
古いバイクの本来の良さである
楽しい乗り物とするには、
足回りの部品は弱からず、
でも適度な強さのものが
求められます。

こういう時に例えとして
解りやすいのは人間の体です。

胴体の部分が弱いのに
腕だけがやたらと発達していたり、
足の一部だけが強くなったりしていては
上手く体を使えないでしょう。
そういうのと同じです。
強い腕と足を使いこなすには
胴体の部分も強くバランスがそれなりに
とれていなければならない。

そこで場合によっては、
土台となるフレームの力の加わる部分に
補強を入れたりするのですが、
以前も書いたように、
補強を入れたからと言って極端に
全体が強く
なったりはしないわけです。

ですが、効果はもちろんあります。
フレームを測定機にのせて、
ねじり剛性だとか
縦剛性なんかが測れたとしても
数値上は大して数値は上がらないでしょう。

でも人が乗って運転中に
アクセルを大きく開けた時、
振られ方が少なく
安心感がある、
乗っていて路面からのショックを
受けたときに角が丸い印象で
気持ちよさがある、

などきちんと効果があります。

これも以前どこかで書いたような
気がしますが私の経験上、
力のかかる強さや、加わる時間が
関係していると思います。

つまり、古いバイクのフレームでも
短い時間でそれなりの強さで
変形させようとする力には耐えられる。
その良さを引き出すのに補強が
とても効果がある、
ということです。
ですが、高速道路や、サーキットなどで
大きくアクセルを開け続けるような
乗り方をすれば、フレームは変形して
不安定になったりします。
これはエンジンの出力にもよります。
当然高いほうが大きくフレームが変形し
よれよれ不安定になりやすい。

補強をすれば重量は増えますが、
なるべく重量増にならないように
工夫して、乗ってメリットがあれば

意味がある補強となります。

上手く行えば補強にデメリットは
ありません。このあたりは経験と
勘が生かされる部分でもあります。
逆に言えば知識も経験もなく
補強などしないほうが良い。
自分で事故車にするのと同じです。

新しめのスポーツバイクであれば
フレーム剛性は元々高く、
元々ついている足回りの部品を使い

サスペンションのセッティングを
行うことからスタートするのが
普通でしょう。

ところが古いバイクの場合
そうではなく先ほど書いたように
フレーム
補強したり、
ステム、フロントフォーク、
スイングアーム、ホ
イール、
ブレーキ、足回りなど

足回り一式を大掛かりに交換することも
あります。
フレーム補強してもそれほど強くは
ならないので、バランスを考えながら、
です。

もう私も20年ほど、そういう世界に
生きていますが、では本当に
フレームの補強含め、
それが必要なことなのでしょうか?

まず、そこから考える必要があります。
私も今の仕事を始めたころは
とにかくフルチューン、
エンジンの出力もできるだけあったほうが
良いという考えが頭を支配しておりました。
こういうものはある程度突っ走って、
いろいろ経験するほうがノウハウが
溜まり良いと思います。

ですが経験を積み重ねることにより、
それだけがすべての正解ではないことに
気づきました。

つまり、高剛性、高出力=偉い、楽しい、
と、必ずなるわけではないということです。
それが正解なら新しいバイク=偉い
になりますが、そうではありません。

新しいものでも実につまらないバイクが
たくさんあります。
そんなバイクに乗るということは
大切なお金とそれにかかわる時間を
捨てるようなもの。
特に時間は元に戻せません。

新しいバイクや車はやたらと
やれ以前のモデルに比べ何パーセントの
剛性アップだと出力アップだとか、
最近それ以外では燃費が伸びたとか。

ですが結局そういうことは
メーカーの言うことであって、
使う側から言えばそれが幸せや
乗っての楽しさにはつながらないことも多い。
最新が、すべて最良になんかなるわけない。
これは売りたいから言っているだけ。
しっかり吟味しなくては。

つまり使う人の乗り方、運転の仕方、
走らせる場所などの使い方により、
必要なもの(バイク)は変わってくると

と言えます。もちろん見た目も大切。

つまり数値上の高性能が最良ではなく
使う人に合わせたもの、
自分に合ったものが最良のバイクです。
古いバイクを自分用に仕立てるのは
実に楽しいことです。
レンタル車ではできません。

つまり、自分のあったものに仕上げる
ということであれば、
フレームの補強は必ずしも
必要でない
場合もあり、

フォークや、スイングアームの交換も
人によっては必要ないこともあると
いうことです。
なんでもネットや本、広告に書いて
あることをうのみにしてはいけない。

ただしきちんとした整備は必要です。

例えばカワサキZ系、Z1000MK2。
これには純正で太さ36mmの
フロントフォークが
ついています。

一見、今どきのバイクに比べれば
頼りなさげに見える太さではありますが、
エンジンなどに手を加えても
このフロントフォーク自体の剛性は
必要にして充分な強さで実用上何の問題もなく、

きちんと整備すればほとんどの人は
交換の必要はありませんし、
かなり走れます。
私、自分のMK2だけでも10万キロ位
走り倒したので間違いありません。

スプリングレートもノーマルで
すぐに交換しなくても
大丈夫なものが
ついています。

ただこれについては純正販売されている
全てのフロントフォークの中身を
確認しているわけでは
当然ありませんので、
そうでないものもあるかもしれません。

古いバイクは外観は同じでも
年式、輸出先などで中身が結構
違うものですから。

ただ知っている範囲で、
シングルレートの物は
弱すぎでも
強すぎでもなく、
ノーマルのブレーキにマスターシリンダー
交換程度なら充分なものが

ついています。

ここでサスペンションのセッティングに
ついてですが、
一番大切なのはスプリングです。

荷重はスプリングで受けます。
最近の乗り物では
減衰力可変式のダンパーが
多く使われるようになりましたが、
そんなものはなかなか理想どうりには
動いてくれません。
また自分好みにセッティングも
難しいですね。

すっと動いてほしい時に動かず、
フワつかずダンピングを効かせて欲しい時に
ふわふわなんてこともあるわけです。
ですから荷重はまずスプリングで
受けなくてはいけない。

このことが頭に入っていないと
この先何も話ができなくなります。
スプリングが主役なのです。

そのスプリングが硬すぎても
柔らかすぎても問題があります。

まずは古いバイクであっても
新しい物でも、普通に乗っていて
乗り心地が良くないと乗って
いられません。まずそこを確認。

古いバイクのフロントフォークなどは
早い動きについていけず
時折突っ張ったようになる時が
ありますから
そこも考えておく必要が
あります。
ですが、こういう時には動きが悪くなると
体が覚えますから、計算どおりに動かない
減衰力可変タイプより良い場合も
たくさんあります。

また古いバイクに取り付けるフォークは
シールを交換した直後や
社外品の新品のフォークは最初動きが
多少渋くて当たり前です。
その時点で、サスペンションのセッティング
を出すことはできません。

ですから出荷時は過去のデータから
動くようになった時に大体良いぐらいの
セッティングで納品します。

そしてまずはスムーズにフォークが
動くようになってから
自分なりに強めのブレーキを
かけてみる。

ここで腕の差が出ます。
人によってはブレーキをロックして
少しして戻すなんてことができる
すごい人も
いますが、
普通レベルの運転技術の私には
当然できません。

そこで私などはタイヤが温まってから
ブレーキをかけてそろそろ滑るかなと
いうところまでです。

これは人それぞれなので、
できる範囲で試してみたらいいと思います。

このできる範囲でブレーキをかけた時に
フォークが沈みすぎて怖く感じる時、

スプリングレートが不足しています。

これはニンジャなどで改造し後ろが上がった
車体姿勢のものは特になりやすいです。
ちょっとした下り坂でブレーキングが
怖い時もスプリングレートが不足しています。

これを改善すると、バイクは俄然乗るのが
楽しくなります。ブレーキングも気持ちいい。
てな感じです。
スプリングレートを上げても、
上げすぎなければ、乗り心地も悪く
なったりしません。
逆に良くなったりするときもあります。
セッティングしなおして最初にかける
イニシャルの量が、
弱いスプリングの時より減るからです。

逆にかなりスプリングレートを
上げないと
ならないのですが、
フォークが縮まなかったりして
ピッチングが上手く出ない場合は
レートが高い。その場合はレートを下げます。

ではブレーキング時
フォークが沈みすぎて(縮みすぎて)

怖く感じる時、どうするか。
フォークの上端にイニシャルアジャスターが
ついているものがあると思います。

まずはそれを回してイニシャルをかけ、
ばねを縮めれば大きく印象が変わります。
(Z系の純正フォークにはついていませんが

試したい方は社外品で売られています。)
今まで一切イニシャルアジャスターを
触ったことのない方はぜひ一度触って
ブレーキングしてみて下さい。

ただこの時にイニシャルをかけ
たくさんスプリングを縮めても
ブレーキング時にフォークが縮むことに
あまり変化がなく怖い場合、

あるいはイニシャルをかけ
縮み方を変えることができ、
ブレーキングが怖くなくなったとしても、
ブレーキング以外でフォークが突っ張った
感じになりコーナーが楽しめなかったり、
前が高く感じる、
また普段乗りが不快な場合は
バネレート変更が必要になります。

弱いスプリングにイニシャルをたくさん
かけてもダメなわけです。

ちょうどよいスプリングレートの
スプリングを
使い、車体の姿勢を
きちんとする。

そこがスタートです。
そうすると
ハンドルが自然に切れ、
とても乗り易くなります。
当社で初めてスプリングレートを変更する
お客様のバイクは、私が思うより一つ
柔らかい物を付けて納品することが
多いです。

当社のホームページに紹介している
お客様の声で、乗り易いと書いて
くれているものが
ありますが、
そういう部分を感じてくれているのだと
思います。

バイクを寝かしたときに自然なハンドルの
切れ方をするので乗り易いのです。

フロント側で強めのスプリングを選択し
イニシャルをあまりかけずに乗る場合、
今まで乗っていた時の状態よりも
前の車高が下がって、

普段乗りでハンドルの切れ方に粘りが出て
軽快感が少し減り、その辺をブレーキを
かけないで切り返すなど、乗り方により
走っている時に楽しさが
減って
しまうことがあります。

その時はスプリングをもう一つ柔らかくして
イニシャルをもう少しかけるセッティングに

しなおす方が良い時もあります。
どれが100%正解ではなく多くの場面で
楽しく乗れる時間が多くなるものの方が
よいと思います。それでも純正のスプリング
よりは硬いほうになると思います。
乗りてのしたい方向で試しながら選択すれば
良いのです。

フォークスプリングのバネレートの変更が
一般的にはあまり浸透していないようですが、
純正のフロントフォークスプリングレート、
つまり純正スプリングの硬さがいつも正しいとは
言えません。
メーカーが作ったものが全て正しいなんてことは
絶対にないのです。

当社ではゴールデンウィークの休みは減らして
予定が詰まっていて普段作業できずに
のびのびとなっている販売車両の
ZRX1200Rの作業をするつもりですが、
(休み中は会員の方の緊急電話番号以外は
出ませんのですいません)

それも実際に純正フロントフォークの
スプリングレートは変更します。
以前のデータもありますが、
今回は2種類用意しています。

つまりフロントフォークのスプリングレート
変更は特別なことではなく、
サスペンションのセッティングをする時に
スプリングレートの選択は
一番最初にすべきことなのです。

そしてスプリングレート、イニシャルの
調整がある程度決まったら、
ダンピング(減衰力)の調整をします。
調整機構がついているものは
それを回して行います。
調整機構で調整できるのは表現適切か
解りませんが、低速側で
高速側を変更したいときは

内部を改造したりします。

内部を改造してまで
行うことは少ないと思いますが、
オイルの通路を加工したり、
シム式であれば分解して変更したり、
どちらにしても、
それ専門の知識、経験、必要な部品、
工具など
がないと難しいと思います。
当社も内部の改造などは
できる車種しか行いません。

このダンピングの調整ですが
ダンピングのかけすぎのものが
多く見受けられます。

つまりフロントフォークであれば
縮めて、戻る時にあきらかにゆっくりと
戻るような動きをするものです。
リヤショックも同様で手で押して
あきらかにゆっくりと戻る、
これは間違いで、

私たちが乗るようなバイクでは
すっと縮んですっと戻る、自然な動きを
するぐらいが適当です。
フワつかず渋からずぐらいです。

繰り返しますが、なかなか縮みにくく、
いったん縮んで戻る時にゆっくりと
戻るなんてのはダンピングがききすぎです。
そういう間違った調整、これでは
走行中に車体の姿勢をばねの力で元に戻す、

ということができなくなってしまいます。

つまりダンピングがききすぎであれば
サスは動かない状態になってしまい、
次から次へと路面状況は変わる、
あるいはコーナーも次々と迫ってくるのに
サスが縮まなかったり、伸びなかったり
となってしまいます。

つまりイメージとしては
ノーサスの車高の低い車のような

状態になってしまうわけで、
まともに走れるわけはありません。

では実際にサスセッティングを
出すときには
どうするのか。

まずタイヤの空気圧を必ず
チェックします。
そしてゆっくりと走るところから
はじめます。
つまり家を出たところから。
信号で止まって交差点を曲がり、
です。

このゆっくり走る時にまともに
走らないバイク、乗りにくいは
ダメです。
ですが当社に初めて来店される方の
バイクはこの低速ですでにあちこち
ダメなものが大変多く、
これが本来のバイクの楽しさを
味わえないことにつながっています。
なぜなら日本の道ではゆっくり
走ることがとても多くなるからです。

この時に車体の姿勢をきちんと確認します。
スプリングレートとイニシャルの調整で
車体の姿勢をある程度良い状態にします。

前が下がりすぎ、後ろが上がりすぎ、
何てのはダメです。
その車種ごとに、ある程度
扱いやすく良い姿勢があります。

そして徐々にスピードを上げて
小さいコーナーから
大きめのコーナー、
ブレーキを強めにかけた時、
軽くかけた時、
登り坂、下り坂、
大きめのギャップを単発でこえた時、
小さなギャップを連続でこえた時、
そして直線で大きめに

アクセルを開けた時に不安定に
ならないかなどチェックします。

つまり近所にそういう走れる
ところがないと
厳しいですよね。
当社は大丈夫。

田舎ですので。

この時に当社はレース屋さんでは
ありませんので、そこそこ充分、
基準点出し、というところまでを行います。

また車体もほぼノーマルであったり、
フルに手を加えられたものであったり、
いろいろありますので、
その組み合わせの中でできることをします。

そして、オーナーさんに収めた後で、
調整すべきことが出てくれば
再度調整をします。

実際には再調整を頼まれることや、
相談されることはとても少なく、
しばらく走ることによって動きが
スムーズなった、あるいは消耗して
へたったりすることにより
微調整や、オーバーホールが
必要になる、といった感じです。

再調整もイニシャルを少しかけて、
など簡単なものを多いです。

理由としては、当社のお客様が
峠道の同じところを行ったり来たりする、
という使い方ではなく、
それなりの早いペースで走る、
あるいは割と同じところに出かけるにしても、
ツーリング主体の使い方だからです。

当社はそういう方向けの車両を作るのが
得意な店ですので、
大体の勘所を抑えています。
使用部品も同じようなものが多いですし、
大体これぐらいにのところに

するのが良いとある程度分かっているので、
大外れにになることがないのです。

ではそういう考えのもとで製作したバイクを、
走らせるプロの方の評価はどうだったかと言えば、
プロのテストライダーの方などに実際に
乗っていただき評価していただいたのですが、
高い評価をいただきました。
自分で良いと思ったものは
プロの運転技術を持った方でも
良いと評価されたわけです。
もちろんビトーR&D時代に知ったことが
元になっています。

ところが、1台だけ、同じ箇所をグルグルと走り、
その上で少し違うセッティングをして
乗って評価いただいたバイクもあります。
使っていた部品はほとんど同じものです。
この時の評価はそのほかのバイクに比べ
ワンランク下でした。

この時に解ったわけです。
そういうやり方ではいろんなところを
走る古いバイクでは良い結果が出ないと。

そこで少しセッティングに幅、余裕を
持たせて車両を作ることにしました。
当社のように全国のお客様に車両を
納品するときにはその方が外れがなく、
お客さんにとって
大きくメリットがあるということです。

特に古いバイクはピンポイント的な
セッティングは楽しめる確率が
下がるのかなと考えています。
二兎追えないといいますか。
だったら最初から懐大きめに作る方が良い。
これが当社の車両制作の考え方で、
今までの経験から導いた答えです。

サーキットを走るバイクなどを
作る店は専門にあるわけですから、
私たちはレースに向けてのレベルの
高い仕事ができない。
そういう当社がかなわない専門分野は
そちらにお任せして、

当社はレストア含め、
できることで頑張りたいと思います。

足回りの中の重要な部品に
タイヤがあります。
タイヤの影響は大きく、
タイヤもサスペンションの一つと
言えると思います。

基本的に当社では幅の広い物でも
狭い物でも最初に取り付けるのは
穏やかな特性の
タイヤをすすめています。

またやたら幅の広いリムや、
重たいホイールは、当社では
頼まれても取り付けません。
もちろんすでについているものを外せなんて
上からの意見は言いません。

それは今回最初から書いているように
古いバイクはフレーム剛性が
高くない、というところからきています。

今のタイヤは昔に比べ性能が
著しく上がっています。
ですからハイグリップのものでなくても
充分にグリップ力があります。

昔のリバイバルタイヤみたいなのも
販売されていますが、
これについては普通に時代とともに
進化してきた今のタイヤの方が

良いと思います。
メーカーは都合の良いことを
言いますから。

通常バイク屋さんでまともな店は
本当の意味でのお勧め商品が
あったりします。
こういう時にはこのタイヤみたいな。

タイヤ屋さんが売り上げのために
すすめるなどではなく

今までの経験、実績からお勧めが
あるわけです。
まずはそういうものを一度経験し
その上で他のタイヤを試せば
基準となるものがあるわけですから、
プラスの部分と、マイナスの部分と
きちんと評価や、好みを探れることに
つながります。

タイヤも距離を走らない方、
負荷の低い走り方の方は

数年に一度換えるという方もいると
思います。そういう方はタイヤ選びは
慎重に。

私がMK2に乗っていた時は
たくさん走るので半年に1回ぐらい
換えていましたからいろいろ
試しました。

物によっては車体の振れが増えたり、
バランス的に
合わないものも
あったりして、

乗り心地が良くないものも
ありましたから。
でもそういうものを付けてくれと
いう人もいるんですよね。

当社では今はミシュランを最初に
つけることが多いです。
それがない場合は他のメーカーを
付けて納品します。

なお古いバイクでまともな整備を
受けているにもかかわらず、
普通に乗っているだけで
フロントタイヤが変な減り方など

している時は、
タイヤ自体のせいではなく乗車姿勢が
悪かったり、
フロントブレーキから荷重をかけることが
出来ずメリハリなくコーナーに侵入し
本来のグリップ力を引き出せずに
タイヤのグリップ力のみに依存した
運転をしていることがあります。

こういう走り方の時は、
滑りやすい路面で運が悪いとフロントから
スリップダウンなんてこともありますから
ご注意を。
何でもバイクや、タイヤだけのせいにしては
いけません。

古いバイクは補強するにしても
フレーム剛性が著しく上がるわけでは
ありません。
つまり相性としては、穏やかな特性の
タイヤ、負担の少ないホイールの方が
合うといえると思います。

もちろんハイグリップのタイヤでも
他の部分に手を加えれば
普通にきちんと走れます。
Z系、刀、ローソン系にしても
そこがすごいところです。

ですがバランスの面でどちらが
良いといえば、古いバイクには
穏やかなものが合っています。

そうするとバイクに無理がないので
乗る時にバイクに人間が合わせる、
つまりこうやって曲げないといけない
ということが
ほとんどなくなります。
力まずにスイスイ走れ結果良く曲がります。

つまりバイクに自分が合わせるのではなく
なるべく自分にバイクが合わせてもらう。
そのことにより無理がなくなって
運転中にドキッとするようなことが
あっても、転倒のリスクが減って
安全でもあるわけです。
力まないで乗れるところが
古いバイクの良いところでもありますので。


話は変わりまして。

コロナの影響で、人と接触しないことが
強く勧められており、
会社に出社せず自宅で仕事をしたり、
また直接人と会わずに
自宅でオンライン画面上で
飲み会なんてことも聞くように
なりました。

とても世の中大変なことになって
おりますが、これきっかけで
バイクに乗る方にとって良い方向に
変わるきっかけ作りになるのでは
ないかと思うことがあります。

当社もそれに向けて動き始め、
プライベートと別に、それに使う
スマホを購入しました。

先程のオンラインの飲み会のことを
書きましたが、zoomなど使って行われて
いることが多いようですね。
今回当社でオンライン飲み会をするわけでは
ありません。

セキュリティのことなどまだ解らない
ことがありますし、なるべく簡単に
使えるようにしたいので、何を使うか、
どうするかまだはっきり
決まってはいませんが、
Zoomやラインでも良いので、
こういうものを使って動画を見ながら

リアルタイムで整備などのアドバイスが
できるのではないかと考え、
それに向けて動き出しています。

すでに入会されている方もいるので
ご存知の方もいるかと思いますが、

当社ホームページ内に
旧車バイクユーザー支援会が
紹介されており、その中に、
有料ですが整備等ご相談会員と
いうものがあります。
先日も一人入会していただきました。
http://tasaki-tuning.com/member/index.html

このご相談ですが今まで実際には
業者の方向けのもので、
メールでご連絡いただき、
その後電話のやり取りでアドバイスを
しておりました。

まずほとんどは、
メールでご連絡をいただくのですが、
文章ですと内容や実際に起こっている症状が
解りにくく、写真を送っていただいたり、
メールの後、電話で話すのですが
直接問題が起きている現象や
部品を見ることができないため、
短い時間で問題解決できないことがあり、
また、何度もやり取りをしなくてはならず
もどかしい感じがしておりました。

まだ今まで整備アドバイス会員の方は
業者の方だったため、話していくうちに
何のことを言っているかだんだん理解できて、
解決できるアドバイスできていたのですが、

整備の仕事をされていない一般の方には
お勧めしにくい会員でした。

ですが今回のコロナの関係で
オンライン上のやり取りが一気に増え、
リアルタイムでの動画でのやり取りが今後
当たり前になりそうです。

そこで一般のバイクユーザーの方にも
当社の整備アドバイス会員を

オンライン上で、リアルタイムの動画で
やり取りできるようにします。

当社では今までも、
良いバイク屋さんが通える範囲になければ、
できるだけダメカニックに整備をさせず、
できるだけオーナーさん
ご自身が
簡単な整備、ちょっとしたトラブル
解決などに
チャレンジしていただくように
話してきました。

その関係もあり、
今までは整備した経験がなくても、
ご自身で作業していただける方も
増えてきています。
良く聞くのが、きちんと教えてもらえれば
普通のことは意外とできますね言うこと。
また仮にタイヤ交換は自分でしなくても
知識があればその後のチェックができ
その後の調整、修正ができるということ。

整備にだして、残念ながら修正すべきことが
多い状態でバイクが帰ってきた時、
再度そのバイク屋に出しても、
嫌な顔をされたり、傷が増えたりして
もっと悪い状況になることがあります。
そういう経験をされた方も
多いのではないでしょうか。

また車屋さんをされており
お客さんがバイクも見てよと
いうことは良く聞く話です。

そういうときに、ちょっと注意点が
動画を見ながらアドバイスがあれば
時間もかかって、費用も必要になる
バイク屋さんにわざわざ頼まなくても
済むわけです。

ちょっとしたこと、
どのような工具を使うべきか、
部品を外すのにどのような手順で行うのが
良いか、どのようなことに注意すれば
良いかなど、動画を確認しながらその場で
伝えればすぐに解るのに、今まで
スカイプなどは準備が面倒ですし
それが簡単に出来ずにいました。

ですが今回のコロナで一気に
環境が変わりそうです。

全て最初から上手くいかないと思いますが、
やりながら改良していきたいと思います。
6月くらいからは使えるようにしたいと思います。

この会員は有料にはなりますが、
個人の方も入れるようにいたします。
今ホームページ上は消費税8%の
状態ですので、これから入会される方は
月額1650円にする予定です。

ホームページで紹介している整備アドバイス
会員の内容はその際に多少修正、変更します。

 

そのメリットとしては
簡単なことであれば
バイク屋さんに行かなくても良くなり
余計な費用を払わなくて済みますから、
結果の出ない整備もどきには支払い
せずに済みます。
自分でできることはしたい方は
元はすぐに取れると思います。
普段払っている工賃を考えてみてください。

また結果の出るかどうかわからない
作業のためにバイクを持っていったり、
引き取りに行ったりの時間のロスを
防げます。
作業させたくないのに近所に
良いバイク屋
さんがないと
お考えの方は、あるていどのことであれば、
ご自分で
作業できるようになります。

もちろん必要な工具などは
持っていないのが当たり前です。
作業する際にどのようなものを
揃えたらよいか、
なるべく費用の掛からないものを
アドバイスいたします。
こういう時は何度かに分けての
アドバイスに
なると思います。

またトラブルが起きている時も
リアルタイムの動画を見れば
とても解りやすいので
その場で適切なアドバイスが
できると思います。

会員費については
人それぞれ考え方があると思いますし、
毎月当社に整備の相談の必要がある方は
ほぼい
ないと思いますが、
現在数か月に一度など、技術のない
バイク屋さんに持って行っているのなら
ご自分で技術を身に着け、
その都度必要なものを身に着ければ
今後大がかかりな整備でなければ
ご自分で正しく
作業ができるように
アドバイスいたします。

これからは自分でできることは
自分で作業し、できないことだけを
技術のあるプロに頼む時代です。

これであれば、きちんとしたバイクを
購入していれば、遠方でも
楽に維持できると思います。

もちろん当社も予定が詰まっているため
アドバイスに使える時間は
限られていますので、
会員の方の人数は対応できる時間が
上限に達した
時点で会員募集の方は
中断とさせて
いただくこととなると
思います。

なお、お持ちの車両が当社の
得意な車両でない場合は
上手くアドバイスできないかもしれません。
その場合、いつでもすぐに退会できます。

今まで整備に出して不満のある方
ぜひお問い合わせフォームからの
ご入会を。
繰り返しになりますが
6月くらいから実際にできるように
したいと動いています。
当然サービスが開始できるまで
会員費の支払いの必要はありません。

なお、今すでに緊急電話対応の会員に
入会されている方で、
整備アドバイス会員への入会ご希望の方は、
今まで入会していただいたことへの
感謝も込めて、
整備アドバイス会員の費用のみで
緊急電話対応も引き続き使えます。

また緊急電話対応会員の方は
連休中もご質問があれば
遠慮なく緊急電話の番号に
ご連絡下さい。

今日の最後に当社のお客様が
以前来店され帰り道の写真です。
Z1の方は当社でエンジンオーバーホールを
させていただき、その後長くお付き合いして
いただいています。
そしてニンジャの方はその息子さんで
こちらのバイクも当社で販売させて
いただきました。

親が乗っていても、なかなか息子さんには
興味ないとか言われて、
バイクに乗ってもらえないものですけれど。
理想ですね。

ご自宅のガレージ内に収まった
写真も送っていただき、
雰囲気が良く皆様にも見ていただきたい
写真でしたが、悪い人もいるので
今回は紹介するのは辞めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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