今後の情報発信について2 

私が今後皆さんの基準として役に立つ情報を発信していきますが、その内容は当社の取り扱い車種、とりわけカワサキZ系を中心としたものが多くなります。ですがそれは実例として写真やデータなどが多く残っており、具体例として解りやすく説明しやすいからで、レストアやオーバーホールの実作業も多く紹介していきますがそれがすべてではありません。

何が言いたいかといえば、今後紹介していく情報は、それが仮にCBX1000であろうとスズキカタナであろうとGPZ900R、そのほかのバイクであろうと、骨子となる部分は大きく違ってはこないという事です。知っていればキャブレター車のほとんどのバイクに応用が利く。

この内容は中古車を購入する、自分で整備をしてみる、レストアする、どのように乗ればバイクをなるべく傷めずコンディションが維持できるかなどのノウハウ、ヒントを紹介していくものです。

当社は今、珍しく完成車両のZ1を販売していますが、データどりを兼ねて初めてGooバイクの方に広告を初めて出してみました。その結果面白いことが解りました。

その問い合わせでまずは予算の面で大きく開きがあること。
今までは私の書いたブログや、フェィスブックなどの文章を読んだり、ホームページをさんざん見たりしてから問い合わせいただく方がほとんどなので、ある程度これぐらいの費用はかかるんだなと考えてくれた上で問い合わせいただくため、それほど金額に大きな違いがないこと多かったのですが、
広告を見て問い合わせいただく方はそうではなかった。

内容のことはほとんどわからず値段だけで中身を見ずに(知ろうとせずに)物を選んでいる。こりゃ多くの人がひどいバイクをつかまされるわけだ。

当社のバイクは確かに安くはありませんが、当社よりも高く内容のない物がゴロゴロある。実際に物事が解るようになればいかにお買い得か解る。注文して普通の方は約3年待って手にしているバイクですから。それにしても上限予算が低い方が多い。

理由は簡単で、古いバイクをまともな状態に仕上げるのにどれぐらいの手間(時間)
部品代、ノウハウが必要だという事を知らないから。

Gooバイクの広告を見て問い合わせいただく方は、まず、価格を聞いて撃沈。
それでもとりあえず話を聞いてみようという方に決まって聞かれるのが何年式?
確かに初期物の方がマニアの方に好まれ高値がついていますが、それを買える方は特別に裕福な方のみで、さらにそれを整備するとなれば一体いくらになるのでしょう。初期物の方が商品的に問題点は多いのですぞ。
Z1が欲しいとなれば車種が違うZ1000よりもZ1が欲しいという事は理解できますが、予算が明らかに低い時に年式指定までしているからひどい物をつかまされる。私が今後発信していく情報を見て、その上で何を選ぶかは自由です。ですがものを知らないのは絶対に損をする。

実際に30年近く整備、レストア、チューニングを私自身の手で行ってきました。
その上でどんなに良いバイク(名車)であっても正しい整備や保守、修理を施さないかぎり設計した本来の能力を発揮できませんし、魅力も知ることはできません。

私も30年前はただの機械好きの素人でした。
ですが一人でも多くの方が私の知識や経験を知っていただいて、バイクが本当に好きな方の今後の人生に何らかのプラスになればと考えます。

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