程度が良いとはどういうことか

日記

今月極めて程度の良いCBX1000(持ち込み車両)のエンジンを車体から降ろす予定になっています。

それとは別に来月くらいに実走行約5000キロのCB750FA(売約済)のエンジンも降ろし、

さらに現在販売中のGSX1100Sカタナのエンジンを降ろす予定です。

当社の販売する車両は一貫してノーマルに近い物をベース車両として仕入れます。理由はきちんと良いものにして納品する前提であればこの状態のものを仕入れるのが一番良い結果が出るからです。具体的に一番結果が出るというのは販売価格が安く良い状態に仕上げられるという事。

この3台はエンジンを分解するときに写真を撮り、中身を紹介したいと思います。程度が良いとはどういうことなのか、実際に見ていただける機会を作りたいと考えています。

実は分解時の写真をたくさん撮るのは実に手間なのですが(手がオイルまみれだから)記録をきちんととっていると、当社で作業する際にとても役に立つことが多いのです。

理由は持ち込みでエンジンオーバーホールのご依頼を受ける場合には、傷んでいるもの、間違って組まれているものが実に多く、その際に写真での詳細なデータがあると実に役立ちます。

カワサキZ系は今までかなり当社の作業を紹介してきておりますが、これら3台のものは貴重な情報と言えると思います。

この3台のものは未来の納品に向け分解するわけですが、ただいま数台の旧車バイクが完成に向け作業中です。

近日きちんとした状態のものを見ることはほとんどないGPZ1100(空冷エンジン)の組み立てに入ります。そのほかのお客様のバイクも地味にコツコツ作業を進めております。このコツコツが品質向上には大切なので、大変お待たせしておりますが、これからもよろしくお願いします。

品質は今後完成し、紹介するバイクの方でご確認していただければと思います。

なおありがたいことにカタナの方も複数のお問い合わせをいただいておりますが、急いで売る必要もないため、作業を進め、内容がある程度わかってからの購入でいいですよという返信を皆様にさせていただいております。ただ、申し訳ありませんが取り置きはできないので、売約済みになった場合は申し訳ありません。

このカタナは元々の予定よりオーバーホール仕様をさらに一歩進めた、ヘッドはポート研磨を軽く施した(フルチューン版よりやや控えめぐらいの仕上げ)ものにします。フレームも2か所補強を入れるつもりです。それによりさらに気持ちよく走れるようになります。理由は特になく、私がしたくなったからです。

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