販売車両GPZ900Rの外装

販売車両

GPZ900Rの外装の写真と、作業している
CBの写真の紹介です。

GPZ900Rの方は販売車両ですので、
ボロではなくまともな良いニンジャを
手に入れたい方はご連絡ください。

元々ついていた外装は、状態自体は悪くなく
今とは違う塗装屋さんでお願いした赤系でした。

ですがさらに状態を良くしたかったので
今全ての外装一式の色を塗ってもらっている塗装屋さんで
黒系に変更しました。

お客さんのニンジャで以前一度同色で塗っており、
それを見てこれにしようと決めていました。
ニンジャも長く作られていたので変な色も多いので、
全て良い色のわけではありません。

普段レストアをする時には、
外装以外の塗装はエンジン、車体共に自社で塗っています。
その方が思うように塗れ品質が良いので。
奥の方や、細かい部分まで塗るのは簡単では
ありません。

今回外装の黒色は純正そのままのソリッドカラーだと
小傷目立って維持するのに気を使うため
そこは今回変更しています。

当社の取り扱い車種の中心は私の好みで
1970年代からGPZ900Rくらいまでのものが
殆どです。
これはメーカーが変わっても殆ど同じです。

どのバイクを整備するにしても、
結局部品の集合体なので時間がかかっても
一つ一つそれぞれを修理などしながら綺麗に仕上げ、
積み上げていき、最後にそれを組み上げます。

それらのバランスをいかにとるかが
古いバイクを状態良く仕上げるコツになり、
そこのセンスが合うところに注文を
入れましょう。
感覚が違うところに指示してお願いしたところで
解らない人には解らないので、
いくらお金を積んだところで希望の物には
仕上がってきません。
依頼する側の見極めが大切です。
バランスを考え、実際に行うことはとても
困難なことです。

これをより一番高品質に行うのがフルレストア、
次に整備済み部分レストアコース、
エンジンだけ行ったりするときは
エンジンフルオーバーホールとなるわけです。

ご注文いただく方は大切にしておられる方が
多い為、高品質なものを希望の方が多いのですが、
そこは予算との兼ね合いになります。
中途半端な全体のレストアをするぐらいなら
きちんとエンジンのオーバーホールをする方がよい。

部分レストアコースでも、
常にいただく金額より完成度は高いと
思っています。
今、注文のほとんどは部分レストアコースと
オーバーホールです。

会社が大きくなるにつれ、価格は上がっているのに
品質が下がっていくのをよく見かけますが、
私は数をこなすことや
会社を大きくするのを目的にしておらず
キチンと仕上がったバイクを作るのが好きなので
そういうことはありません。

今お願いしている塗装屋さんも
いつも仕事がたてこんでおり、
一台ずつ仕上がると送られてきます。

数をこなしたいなら
他にお願いしてという事ももちろんできますが、
待ってでもきちんとしたものにしたいので
断られない限りお願いしています。

CBの足回りとメーターの写真がありますが、
このCBのフロントフェンダーはオリジナルの
塗装です。

CB750FAで、もちろん多少の痛みはありますが、
約40年前のものとして、大変きれいなので
再使用することにしました。
この外装を再塗装してしまうのはもったいない。
部分レストアコースで販売したものです。

今回このCBはタンクなど他の部分も
タンクのへこみなどすべては治しませんが
部分的に治して最低限の磨きを施し再利用します。
当時のステッカーも綺麗に残っていました。

メーターも外観はレストアし、
内部の整備をしましたが、オリジナルの文字盤です。
このような状態の良いものに巡り合ったときも
この仕事をしていてよかった、
また、このバイクの整備に携われる喜びを
感じます。













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