Z1100R、GPZ1100Fには要注意!

ブログ更新もなく、生きているのか?
と言われて久しい田崎です。
大丈夫です。生きてます。
長らく更新してきませんでしたが、
今後、ブログの方には会社の営業には
絡まない思いついたことを書きたいと思います。
こちらに書いてあることに対しては、
メールなどいただいても時間の関係で、
返信などいたしませんのでよろしくお願いします
例えば新しく「在庫車両が入庫しました」
などの会社の営業にからむことは、当社HP
旧車バイクリニューアル販売.com内の
最新情報をご覧ください。
今回は、空冷最終モデルについてです。
Z1100R、GPZ1100Fなどの空冷最終型の
インナーシムタイプのシリンダーヘッドが
すごく痛んでいるものが多く見られるように
なってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、
このタイプのバルブクリアランス調整は、
調整するたびにカムシャフトを取り外したり
ずらしたりする必要があります。
Z1~Z1000MK2~Z1000R2などのアウターシム式は
バルブクリアランス調整時に特殊工具を使えば
カムシャフトを外す必要はなく、とても作業性が
良いです。
先ほど書いたインナーシム式はこのカムシャフト
脱着時にカムホルダーのボルトを毎回外し、しかも
M6のピッチ1mmのボルトに対し、1.2kと
少し強めに締めないといけない箇所です。
またカムシャフトのリフト量もZ1系に比べ高いので
組み付け時にネジ山を壊すことが多いようです。
バルブクリアランスを調整するのには何度か
カムを脱着する必要はあるのですが、元々
痛んでいるところでなければ壊れることは
殆どありません。
ところが、ここ数年扱うこのモデルに関しては
ボッコボコに壊してあるものもあります。
場合によっては治せないほどに壊してあるものもあり
私も最近遭遇しました。
これは脱着によって痛んでしまった箇所をダメ整備士が
修理する際にうまく治せずさらに酷い状態にしてしまうのです。
この場合は代わりのヘッドを用意する必要がありますが
もともと、とても探しにくいエンジンなので簡単には
見つかりません。当然、ヘッドがこのようになっているものは
シリンダーから下の部分も痛んでいることは簡単に想像できます。
10~15年ほど前は、壊れていても数箇所程度でしたが
ここ数年は、数十本タイプも頻繁にでてきているというか、
良いものはほとんどない状態です。
このエンジンは絶好調ですととても良く走り、
手を加えると本当にさらに面白く、良い音がします。
こんなお宝をダメ整備でボロにしてしまうのは
本当に悲しいことだと思います。