ハイカムシャフトって?1

今回はすばらしいハイカムシャフトという商品について。
このブログを読んでいる方の中にもハイカムを組むと乗りづらく
なるイメージを持っている人がいるかもしれません。
誤解を招きやすいのですが、ハイカムは正しく使えばとても
すばらしい部品で悪いところなど何もありません。
ハイカムは大雑把に言えば出力特性を変える部品で、例えば
7000回転で一番力が出るエンジンを9000回転で
一番力が出るように変更するものといえます。
そのときバルブタイミングだけでなくリフト量やカムの形状
も違うことがほとんどなので最高出力も上がります。
商品にもよるのですが過激なスペックなものでなければ、
乗りにくくなったりしません。
実際に正しく組み付けた場合の効果は、
▼マフラーからの音に歯切れが出てとてもすばらしい音になる。
▼出力特性にメリハリが出て乗って楽しいバイクになる。
(9000回転がレッドゾーンだとすると6000回転
 ぐらいから回転が延びより力強くなる)
▼低回転、中回転息でトルクが出すぎていてややギクシャク
 して乗り難い場合、スムーズになり乗りやすくなる。
 特にコーナーで扱いやすい。
次回はこのようにハイカムの良いところを引き出すための
注意点を書きたいと思います。
正しい知識や経験がなく間違った組み合わせでまったく
ハイカムの良いところが出ていない場合が多いので。

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