販売車両GSXR-750の車体整備

販売車両

先日エンジンの整備模様を紹介した
GSX‐R750の車体整備の模様を紹介します。
あちこち細かい部分が多く
全てではないですが思い出せる範囲と
なります。
それでもかなり長いので時間がある時に
読んでいただければと。

よく整備していますと他社さんのバイクに
書かれていますが、実際に当社ぐらいの
販売価格でここまでしていますか?
という話です。比べて見てください。

整備+部分レストア販売車両については
車体側レストアの、するしないを
部品単体になった時点で決めることが多く
かなり時間に限りがある中でどこまで頑張って
作業するかという形になります。

出来るだけまとめて一気に行うことが
仕上げレベルをあげて、
買いやすい価格にするための唯一の
方法です。
1台2台作業した経験程度では
当社の様にはできませんね。
もう30年近く作業していますから。

写真は撮り忘れていることが多くあります。
作業に集中してくると撮り忘れて
しまうのです。
写真を撮ることは結構負担で時間を
割くことになります。
また作業に集中してくると、撮ったつもりに
なってしまっていることもありますので。

車体側の方は外から見ればレストアされて
いるかどうかは解りますので、
多少抜けていても何をして、何をしていないかが
解れば問題ないかと思っているのですが。

また整備については触ると壊してしまう人がいます。
お金をもらって仕事としている人でもです。
世の中そういうことで壊れてしまっている中古車も
多いので、ベースにする車両としては
信用できる人が触っているもの以外は
メーカー出荷そのままの状態のものが
(新車で販売され、触られていない物)
ベース車両としては上、ということになります。

エンジンをフレームに載せた時に
段取りの関係で交換していなかった
ブローバイカバーのガスケットを交換します。

エンジンをフレームに載せる時には
ついていると邪魔になるオイルフィルターを
取り付けます。純正を使います。
オイルフィルターの粗悪品は
時間が経つと内部で分解がおきたり
するものもあるので安易に考えず信頼できるものを。

分解したカスがオイル流路を塞いで、
なんてことも考えられますし、
実際に見たこともあります。

オイルフィルターを取り付け。
フレームのダウンチューブは掃除しても
こんな感じです。カウル内なので
日頃掃除できない箇所だからですね。


次にFCRキャブレター取り付けの準備をします。

はっきり書きますが純正キャブにしても
社外品キャブにしても、
キャブが調子が悪くてエンジンが調子悪いと
いうことがとても多い。

キャブレター自体が消耗品だということと
特に強制開閉式(アクセルを開けるとキャブの
スロットルも開く)ではないキャブレターは
乗っていない期間が長く、動かしていないと
調子を戻すことが難しいと知っておいてください。
強制開閉キャブもボディが減れば寿命です。

新品のFCRキャブ、口径35mmを使用します。
そのまま使わずチェックして、セッティングの
変更をします。
これはメカニックの仕事です。

キャブの蓋を外し、各部のネジがきちんと
しまっているか、横方向の基準になる箇所の
クリアランスが適切になっているか、
同調があっているか、スロットルを開け、
リンク類の動きに問題がないか、
アイドリング時のアクセルの開き具合が
適切になっているかを確認します。

次にジェットニードルに何がついているか
セッティングを変更する時はここで変更します。
4気筒の場合はもちろん4気筒分確認します。

上部の確認が終わりましたら、下部の確認をします
メインジェット、スロージェットの番手、
フロートの油面の高さ、パイロットスクリューの
開度を確認します。

ビトーR&D製のキャブレターは初期設定が
されていますが、エンジンやマフラーの違いで
変更の必要があれば変更します。
そのままということはほとんどないですね。

アダプターのネジ部に液体パッキンを塗り、
取り付けます。アダプターには番号など
書かれている時があります。

組付け時にはそれらが見えにくくなるように
した方がよいため(数字など見えるとカッコ悪いから)
一度仮組をしてどの位置に来るかを確認後、
4気筒の車種なら1番と4番は特に見えにくい位置に
くるように組付けます。

一旦液体パッキンを塗って組付けると
再度やり直すことはしにくいため
そうしないで済むように組付けます。
はみ出た液体パッキンをそのままにして
みっともない状態にしているものを
よく見かけますが、はみ出た液体パッキンは
写真のように乾く前に拭き取っておきます。

そこまで終わったら、外から確認できるボルト類に
緩みなどないか1本ずつ全て確認します。

これ等の作業の方法は、私がビトーR&Dで
働いていた時の事なのですが、
キャブ担当が忙しい時に手伝うことがあり
教えてもらった手順です。

出荷時にも確認してあってもメカニックが
再度確認するというのは当たり前、
問題あればメカニックの問題だと
されていました。
もちろん20年以上前の事なので、
今は変わっているかも解りませんが。

カウルを外し、時間はかかりますが周辺を
可能な限り掃除しつつテールランプ灯、
ナンバー灯を交換します。

やたら掃除、掃除と書いてあるのは掃除して
きれいになっていないと問題があるかどうかは
点検しようがなく解らないからですね。
写真はテールランプ関連のステーは外した
状態です。この方が掃除などしやすいためです。

ナンバー灯はめったに切れませんが
その辺で売っていないこともあるので
交換しておきます。

当社も在庫を持っていなかったため
純正を買いました。
バルブは純正品でなくても大丈夫です。

ワット数は純正と同じです。

レンズなども掃除して組付け。

保護のカバー類も内外綺麗にしてから取り付け。

初期型GSXR系はテールカウル回りを外すのが
面倒な構造なので、なるべくお客さんが購入後に
外して作業することができるだけないように
しておく方がよいと思います。
トラブルが出るような箇所ではないですが。

テールランプ回りのステーです。
掃除をしつつ、ネジを一旦外してから
締め付けておきます。

テールランプのソケット。

電球交換。ワット数は純正と同じ。

テールランプユニットです。状態は良いですが
外装を塗りなおすため、このままですと
見た目のバランスが合わなくなるため
研磨します。
GSXR系は後ろらか見た時のテール回りが
今のバイクと違いとても個性的で良いと思います。

研磨掃除後。同じものでもまるで印象が違います。

研磨したユニットと掃除したステーに
テールランプを組みつけ。

作業したのがずいぶん前なので忘れてしまっており
記憶があいまいな部分もありますが、
テールランプ回りのゴム類は欠品があったような。
こちらのゴムは交換します。

先程のゴムを取り付けたところ。

ここでいったんテールランプ回りの作業は
中断してヘッドライト回りの整備をします。

まず裏側を清掃します。

ヘッドライトを横から見たところ。
クロームメッキのリムは分解時曇っていましたが、
清掃して輝きを取り戻しました。

レンズもきれいにしました。
ヘッドライトユニットを今どきのものに換えるのは
私は好きではありませんが
この辺は欠品になりますから、品質が良いもので
あれば交換しても良いと思います。

バルブを取り付け。
バルブは在庫を切らしていたので
元々ついていたブルーのタイプを仮組み。
後で通常のH4のタイプに交換しました。
ヘッドライトのバルブもそれぞれ好みがあるので
トラブルにつながらないものを選んで
好きなものをつけていただければよいと思います。

ゴムのキャップを取り付け。
GSXR系のこのゴムのキャップは大体黄色く
汚れた状態になっていますから
徹底的に掃除して写真のようにしておきます。

次に正しい部品名が解らないのですが
ヘッドライトの位置決めに使われている部品です。
GSXR系はこの部品が年数と共にダメになることがあり、
オーナーさんが気付かずにヘッドライトが
グラグラ状態になっていることがよくあります。

ヘッドライト1個につきひとつ使用されていますが
交換しておきます。
何十年と壊れない部品なので、整備の際には
一度交換しておくと良いですね。

このようにヘッドライトに取り付けます。

ヘッドライト回りの黒いカバー内を清掃してから
整備が終わった右ヘッドライトを取り付けました。
左側ヘッドライトも同様の作業をします。
左側は汚れているのが見えます。

左ヘッドライト、同じ作業になるので
紹介を端折りますが、スプリングや、
光軸の調整ダイヤルなども清掃してから
組付けします。

テールランプ回りの作業に戻ります。
再塗装済みです。
いつもの塗装屋さんが手一杯で年単位の
納期がかかることから、別のGSXR系塗装が
得意なところに依頼しました。
色だけ指定して、塗装屋さんの都合の良いように
塗ってもらっています。

取り付けのネジは清掃して使用します。
当たり前と思うかもしれませんが、
一本一本掃除することはとても面倒なので
そういうことをしていない店が多いですね。
入庫したバイクをばらして見ればすべて解ります、
前に作業した人の考えは。
予算により違いはあるのは当たり前ですが
分解時に出来ることをできるだけしようと
する人とそうでない人です。

先程のネジはこんな感じで使用します。

テールカウルを組みつけます。
これも再塗装済み。

テールカウル組付けに使用するゴムと
ワッシャ。一つ一つ掃除して使用します。

これも使用するゴム部品。上側で使用します。

先程のゴムとカウルを固定するボルト。

準備した部品を使ってテールカウルを
組みつけていきます。

テールカウル全体が写る写真を撮り忘れていますが
テールカウル回りを組みつけました。
工程ごとに撮っていますが、たくさん撮るので
時々抜けてしまいます。

ちょっとしたことですが、カウルを固定するための
ボルトです。こういうボルトは形が一般に手に入るものと
違っていたり、探す手間がとてもかかるので
純正部品がまだでるのであればそれを使う方が
良いことが多いですね。
数が多いので一本一本注文するのは面倒です。

フロントのウインカーです。電球を換えます。
内外清掃もします。接点などに錆などが
発生している場合は錆を落として
接点復活剤等を少し塗ったりして組付けます。

軸の3本の溝の所のキワの所の掃除に
時間がかかります。
ウインカーは程度が良いですね。

清掃整備が終わりました。反対側も同様に行います。
程度が良くレンズの磨きは軽くてOKでした。

アッパーカウルは再塗装済み。
ウインカー部のゴムは片側が欠品で
左右同じものを使っています。

ウインカーを取り付けました。

スクリーンです。ついていたものは黄色く
なっていたため交換しました。

社外品は形状が合わなかったり、
取付穴の位置が合わなかったり
上手く取り付けできない物も多くありますが
この商品は大丈夫。

全てを交換したわけではないですが、
カウル回りのボルトを変更する時は純正の
ボルトを使用します。欠品の場合や、
改造した時に丁度良い長さのものがない時は
それ以外の物を使う時もあります。

この時代のスクリーン回りはどのメーカーでも
精度が今いちなので、そのまま組付けると
スクリーンはモノが良くてもすぐに割れてしまいます。

ですので1か所ずつカウルステーと、カウル、
スクリーンのすき間などを確認して調整して
組みつけます。

これは間に入るゴム部品をカットしてそのすき間を
調整しているところです。

スズキの純正部品を使うよりカワサキのものを
使う方がよい所があり、この部品を使うことにしました。

アッパーカウルの右前の所です。

これが裏側。

間に鉄のプレートを付けて先程のカラーを使用して
固定します。GSXR750はこの鉄のプレートが
紛失し待っているものもあり、また形は一台一台
カウルの形などにばらつきがある為、
曲げ具合などを調整して組付けないと組む時点で
カウルやスクリーンを割ってしまうことがあります。
もちろんこの車両は調整済みです。

スクリーンの組みつけが終わりました。

続いてガソリンタンク回りの作業に入ります。
ガソリンのレベルゲージのパッキンです。

殆どの方は興味がないかと思いますが
とても重要なことで、このパッキンが出ると
ガソリンタンクを塗る時に
気にせずレベルゲージを外せるので
助かります。できれば交換しておきたい
部品ですので。

ガソリンタンク裏はこの様になっています。
タンク内の錆取り含め、こういうところを
あらかじめ整備しているところも少ないと思います。
タンクの錆取りにはノウハウがあり
簡単ではありません。
ですから、複数台お持ちの方で
納車後に乗らずに錆びさせてしまったと
聞くとがっくりします。
かなり手間がかかるので。

続いて燃料コックの整備です。
ただ、燃料コックは一度組んで走ってみると
具合が悪い時もあり何度かばらして
部品を換えて組付け、なんてこともあります。
この時代のものは元々の設計がいまいちだったり
しますから。
燃料コック回りは他メーカーも欠品になりがちで
意外と困ります。

GSXR系は社外品燃料コックもあまり良いものが
ないので、簡単に交換ってわけにもいきません。

このGSXR750の燃料コックは最終的に
キチンを使いやすくすることができました。

シンプルな構造ですが、レバーが小さく
あまり使いやすいとは言えませんね。

ガソリンに耐えられるタイプの
グリスを塗ってから組付けていきます。

オーリングを組付け。

ネジ山が傷んでいたのでワンサイズ
大きいものにタップを立てて変更しました。

ボルトとガスケットは新品にします。
ガスケットを間に挟まなくてはならないので
ボルトは座付きのものでなくてはなりません。
平気でその辺で拾ってきたような
ボルトに変えられていたりしますが。

燃料コックが取り付けられました。

これはガソリンタンク前側をフレームに
固定するためのブラケットです。
ゴムと鉄のブラケットはしっかり接着されている為、
溝の間なとしっかり掃除して使用します。

ガソリンタンク裏の遮熱のためのシールド。
純正のものが剥がせたので、それを掃除して再使用。

このクッションはガソリンタンク後側の
ブラケットに使います。

ガソリンタンクと、シートの固定に使われる
ブラケットと先ほどのクッションを取り付けました。
この鉄で造られているブラケットは
時間の関係でこの時再メッキに出せませんでしたが
後で再メッキに出して綺麗にしています。

今度はサイドカバーを固定するための
クッションを換えます。

この部品です。このゴムクッションを変えずに
硬化したしたまま使用すると走行中に
サイドカバーが抜けてしまったりすることが
あるので交換します。

このゴムを換えていれば
少々飛ばしたぐらいでサイドカバーが
抜けることはありませんね。
サーキットレベルなら解りませんが、
一般道で抜けたのなら組付けミスです。

バッテリーケース回りのゴム、
掃除して再使用です。

この様に組付けます。
バッテリーケースは後で再度分解して
レストアするので仮組です。

サイドカバー下側固定のためのボルトです。
このボルトは通常のものと違うので
欠品でないのはありがたいです。
欠品で再メッキとなると、このように綺麗には
殆ど仕上がらないので。

ゴムのクッションは欠品ですが、
状態よく再使用で問題なし。

サイドカバーにクッションを組付け。
欠品ですから傷めないように組付けます。

固定のためのボルトは間にワッシャがつきます。
サイドカバーは取り付けの準備だけして
他の作業が終わってから車体に取り付けます。

アッパーカウル後端を固定するためのブレース。
写真にはありませんが、メーターとヘッドライト回りを
固定するためのブレースと同時にレストアしてあります。
純正はこの2つのブレースが錆びやすいので
いつも見える部品ですから、綺麗にしておきたいですね。

ブレースの端にはゴム付きナットがつきます。
新品に交換しておきます。

ブレースを取り付けました。
ここに使用するボルトも純正ですが、
元々のボルトは短く取り付けに無理がある為
一つ長いもを使用しています。
レストアしたブレースもそのまま使用するのではなく
カウルの位置に曲げを買えて位置調整を
しています。
この年代のバイクはどのバイクもそういうことが
当たり前で、メーカー出荷時のままだと
上手く取り付けができず、カウルに無理な力が
掛かり良くありません。

ミラーを取り付けます。カウルとの間に入る
クッションは再使用。状態良いので問題なし。
ミラーはレストアしています。

ミラー取り付けのワッシャとナット。
ナットは純正新品。


ミラー裏側はこんな感じになります。
ここも乗っている時に常に見えるので、
きれいな方がよいですね。

ガラスも問題なし。

後ろに移ってタンデムのハンドル。
今回は外装を再塗装してあるので、
バランスを考えてこちらもレストアしました。

タンデムのハンドルに使われるゴム部品
状態よく徹底清掃して再使用。
今回の販売車両は納品後に前オーナーさんが
シングルシートカウルに変更したのですが、
納品時はタンデムシートとタンデムハンドルを
つけていました。
これら部品は残っておりますので
販売時はお渡しします。

タンデムハンドル取付に使用するカラーとボルト。
ボルトは純正らしく、先端が尖っており
取付しやすいようになっています。
取り付けにメス側の位置が解りにくいので
この配慮はありがたいですね。

このタンデムハンドル取付にはさらにカラーが
必要です。こういう部品も販売価格などの絡みで、
できる範囲とはなりますが綺麗なものを使います。

カラーを取り付け。

車体側にもカラーを取り付け。

取り付け時にはややカウルにこすれる感じで
取り付けることになるので、
養生のマスキングテープを貼っています。
このマスキングテープは長時間貼っても
塗装を傷めないのでかなりの場面で使います。

ヘッドライト全体の社外品カバーです。

ヘッドライト回りのカバーです。
これも再塗装しレストア済み。

ヘッドライトカバー類を取り付け。
透明なカバーの左側部分にヒビがあります。
小さいのでさすがに過剰だと思い交換しませんが、
(希望があれば別途部品代で交換します)
純正そのままの取り付けだと、
この様にヒビが入りやすいので
後日内部に加工したカラーを入れ、
ボルト取り付け部にゴムワッシャーをいれ、
取付ボルトも変更しました。
写真ではシルバーのボルトですが、
この時目立たないように黒色のボルトに
変更してあります。

この写真はマフラー中央部付近の取り付けステーです。
カラーなどもキチンとした径と長さのものを
使っています。

純正再メッキしたワッシャーです。
写真では反射して違って見えますが
同じ系統の色です。
意外とこういうサイズの黒ワッシャは
手に入りにくかったりするのです。

マフラー固定のワッシャとボルトを取り付け。

サイレンサーをタンデムステップに取り付け。
この純正マフラーは前から後ろまで
すべて溶接固定の一体型です。
この関係でサイレンサーの後ろ側に
ワッシャを追加したほうが良いことが解り、
ボルトの長さを変更する必要があったため
フランジタイプの別ボルトにしてあります。

また写真のタンデムステップは仮組の状態で
後に再度分解してレストアしています。

この時代の純正タンデムステップ車は
まともな整備車両であればタンデムステップを
手で動かすとキチンと節度があって
カチカチとスムーズに動きます。

作業模様の写真がありませんが、
ノーマルのマフラーはブラスト処理後、
当社で耐熱温度の高い塗料で再塗装して
レストアしてあります。
サイレンサーのカバーも一旦外して
雰囲気を壊さないようにバランスを見ながら
磨いてからリベット止めしてあります。

先程書いたように純正マフラーは前から
後ろまで一体物で作業しやすいように分割して
作業できないためにレストアはとても作業しにくく
手間がかかります。
できればやりたくないのですが他が綺麗になると
そのままというわけにもいかず。
写真のライディングステップも仮組で
後にレストアと、整備をしています。

続いてセンターカウルの準備です。
こちらのカウルも再塗装済みです。


センターカウルの裏側。
付属カバーも裏側を掃除して取り付けネジを
新品にして組みつけ。

同じくセンターカウル裏側。
こちらも同様の仕上げ。
座付きUナットに変更することによって
強く締めすぎることなく固定できるため
カウルが割れたり痛むのを防げます。

何種類かありますが、カウル固定のためのボルト。
ボタンキャップタイプですが、薄め、径が大きめの
物で、一般的に売られているものと形状が異なります。

ワッシャです。こういう部品もよくついていなかったりします。

こういう感じで使用します。

右側のセンターカウル取り付け後。
初期型GSXR系はアッパーカウル、センターカウル
アンダーカウルの取り付け位置の調整が必要で、
それをしていないとカウルが割れやすくなります。

簡単に書いていますが、結構大変で
何度も取り付け、取り外しをして
位置調整してあります。
まる1日ぐらいかかった記憶です。

一度調整しておけば取り付け取り外しは
とても簡単です。
ホンダさんの同年代のフルカウル付きの
バイクは詳しくないので解りませんが、
スズキ、カワサキ車は同じような感じですね。

レストア済みのエキパイです。

集合部。

続いてアンダーカウルの準備をします。
ボルトとステー。

ボルトは新品ですがステーは作業の
タイミングの関係で再メッキに出せず
軽く塗装しています。

アンダーカウルを組み立てたところ。
塗装に出す前にあらかじめ当社製のマフラーが
取り付けられるように干渉する部分を
カットしてあります。
無駄に大きなカットはしていません。

GSXR750(1100も)はバンク角を確保するためか
結構攻め込んだ造りでとても狭く、エンジン回りに
スペースの余裕がないつくりになっています。

カウルを取り付けた後に前方から見てみると
とても細く見えるのはそのためです。
とにかく本気のバイクなのです。

有名他メーカーの物でも良くカウルが
溶けていたり、最初から干渉しているものも
あるようです。

前側も今どきのバイクに比べ、
とてもシンプルなつくりです。

今まで同様にボルト類を用意します。
写真には写っていませんが、カラーなども用意。
ナイロンワッシャも交換。

エンジンに近い部分や、
マフラーに近くなる部分にクロスを
貼っておきます。

アンダーカウルを取り付けます。
真ん中の取り付けボルト部にナイロンワッシャを
貼ってます。
カウルの形にはばらつきがあるので、すき間が
大きい部分を無理やりそのまま締めてしまうと
割れてしまいます。

このカウルもこの部分のすき間がやや大きいので
貼り付けて、すき間がなくなるようにしてから
とりつけます。

例によって先程の右側アンダーカウルの
組付け後の写真を撮り忘れたのですが、
左側を組みつけたあと。

話があちこち飛んで申し訳ありません。
写真を撮ってある順番で紹介している関係で
こうなっています。
ここでヘッドライトカバーの割れ対策をします。

カラーを先程のカバーの形に合わせて
一つ一つ4個作ります。

この様にカバーに入れます。

4か所とも製作。

これはフロントフェンダーのケーブルクランプ。
ほとんどの場合再使用できるのですが
緩くなっていたので交換。
これも新品がでたのはありがたい。

これも再塗装済み。

フロントフェンダー取り付けのためのプレート。
これはレストア前の状態です。
充分に程度は良いのですが、この後レストアしました。

裏側。

左のライディングステップ上部の
カバー内部分の写真です。

エンジンを降ろした関係でこうなっています。
カプラーの一つ一つ状態を確認、
掃除をして組付けます。
ご覧のように状態は良いですね。

メインハーネスの状態を見れば
その車両全体の状態も良く解り、
交換がされていなければ実走行距離と
状態は比例しています。
5000キロであれば5000キロなり
3万キロ走っていればその3万キロなりの
状態になります。
5000キロであれば大体新車に近いような
雰囲気になりますね。

またメインハーネスを交換すれば
その作業に人となりが現れますから
純正品使用でも交換されていれば
必ず解ります。

ステップ回りは再度触るのでとりあえずの
形ですが、純正時のような感じで
まとめておきます。
クランプは再使用しました。
クランプは変更する時としない時は
都度判断です。

トップブリッジのセンターナットです。
部品が出たので交換しました。
これが綺麗かそうでないかは見た目の印象が
大きく異なります。
この様な部品は再メッキしてもこのように
中々きれいには仕上がりません。

ナットを取り付け。この後ステムベアリングや
フロントフォークなど足回りの整備するので
あくまで仮の取り付けです。
トップブリッジもこの写真はレストア前。

これはスプロケットのボルトです。
いつも交換する必要はないのですが、
今回は交換しました。
古いバイクはスプロケットボルトが劣化して
折れることがあります。

この後スプロケットも再メッキして
チェーンも交換するのですが
先程のボルトを一旦組みつけます。

次にリヤウインカー回りの整備をします。
ワッシャ、ナット、長いタッピングは
再メッキや交換してあります。
ゴムは状態良く再使用。確か欠品だったような。
初期型GXSR系のこのゴム部品は殆ど悪くなりません。

左側のカラーは長すぎることがあり、
そのままだとグラグラする時があります。
その場合は少し削って長さ調整してから
組みつけます。

配線は掃除以外特に加工などしていませんが、
取り付け取り外しがしやすいように
収縮チューブをギボシ部につけておきます。
根元がクネクネする状態だとつないだり
外したりの作業がしにくいので。

ウインカーも徹底的に清掃済み。

ピンぼけですが、車体に取り付け。


この部品はリヤフェンダーに取り付ける、
ナンバーの振れ止めのクッション。
GSXR系は傷んでひび割れてグラグラになって
いるものが多いですね。
まだ部品が出るので交換します。

まあ、ついてるだけで機能的には意味ない感じです。

ここでフロントの足回りをばらして整備します。
足回りをばらすと車体を移動できなくなるので
当社も含め作業スペースがそれほど広くない
一般のバイク屋さんは結構大変なんです。
だからレストアは行われていないことが多い。

今回はべつにもう一台持っていたものを
全てばらして持っていたので
その部品を仮組して移動できるようにして
整備しました。

まず写真のステムアンダーブラケットを
外してレストアしました。
一緒に移っているのは交換するステム
ベアリングです。

フレーム側のベアリングレースを外します。
この写真は上側。

こちらは下側。

フレームにレースを圧入したあと
グリスを入れたステムベアリングを
入れました。

ステムアンダーブラケットにベアリングを圧入。
フレーム側にもレースを圧入済み。

フロント周りを掃除したついでに
キーシリンダー回りを清掃し点検しました。
ボルトに錆がでていたので変更。

フロントフォークを分解してインナーチューブを
曲がりの点検と再メッキに出しました。

シールを交換します。

スライドメタルです。左は内側が摺動部、
フロントフォークアウターチューブ側、
右は外側が摺動部でインナーチューブ側、
どちらも傷が見えるのは圧入側で問題なし。

フロントフォークのシリンダー。状態が良いですね。

インナーチューブにスライドメタルと
シリンダーなどを組付け。

アウターチューブはレストア済み。
元々貼られているデカピストンのステッカーは
純正のものを丁寧にはがして(難しい)あります。
再使用しますが後で貼ります。

アウターチューブのスライドメタルと
シールを組みつけ前の写真です。

正式な名前は知りませんがアンチノーズダイブASSY。
外観をレストアしてあります。

純正スプリングとアンチノーズ回りの
部品を組みつけたところ。
GSXR系のアンチノーズダイブ付きのフォークは
他の車種と比べると剛性含め問題ないので
無理に変えなくても良いと思っています。
スプリングはシングルレートではありません。

もちろん予算に余裕があれば
アンチノーズダイブ機構のついていない
フォークに換えても良いと思います。
ブレーキも絡むので大ごとになりますが。

フロントブレーキのキャリパーを整備します。
番号を書いてあるのは同じ位置にするためです。
外観はレストア済み。
内部も問題なし。シールを交換して組付けます。

リヤキャリパーも同様の整備レストア作業を
していますが写真を撮り忘れています。

スロットル回りは別のものに交換するので
それに伴い右のハンドルスイッチを
交換します。
いつも使っているカワサキの幅が狭いタイプの
物を使いました。
このスイッチは配線回りの接続も解りやすいです。

カプラー回りも純正のメインハーネスに
そのままつなげられるようにしました。

リヤサスペンションのリンク回りを整備します。
ベアリングは欠品ですが、問題ないので
清掃、グリスアップして使用します。
外観はレストア済み。

初期型GSX-R系は少しリンク回りの作りが
かわっており、この様なエキセントリック
タイプになっています。

リヤサスペンションも純正を清掃して
組みつけていますが、
写真を撮り忘れています。

リヤサスペンションについては
この時代のものはスプリングレートが
低めに設定されているので
社外品リヤショックに交換すれば
より曲がって楽しめるようになります。
新品在庫を持っているので
言っていただければ交換できます。

スイングアームピポット部。
このベアリングも問題なく清掃、
グリスアップして使用。
スイングアームも外観はレストア。

チェーンスライダーも問題なく再使用。
カラーを入れてからボルトで締め付け。
こういう当たり前のことができていない
車両がよくあります。

メーターの電球と、ステーとの間にある
クッションを換えます。
この写真はメーター裏側です。

クッションはこれになります。
細い部分がよく切れています。

寄りすぎてどこの部分か解りにくいですが
この様につきます。

メーターの電球をすべて交換しました。
乗り出すと意外と後で換えるのは
面倒なもんです。
LED物は品質がいまいちなものが結構あるので
当社では使用していません。

どこを交換したか数が多いと解りにくくなるので
交換したところに黄色でチェックを入れておきます。

バッテリーケースです。
バッテリーケースは錆びやすい箇所の
筆頭です。

このケースも錆びていましたため
レストアしてバッテリー保護のプロテクターを
貼ります。

形に切ってプロテクターを貼りました。

バッテリーケースとフレーム間に入る
クッションとカラーです。

クッションなど組付け後。

クラッチのレリーズ部。
シールを交換します。

クラッチレリーズ機構は
フロントスプロケットカバー内に
この様に取り付けられています。
掃除済みの写真ですが、
ここは通常チェーンオイルと泥で汚れまくって
いるので、整備の際にはきれい掃除しておきます。

レリーズにピストンが飛び出ないように
カバーを取り付け。

チェーンは交換済み。
一度軽く走った後なのですでに少し汚れていますが。
エンジンマウント回りのボルトは
新品または再メッキしています。


写真左側のカプラーまわりや、
メインハーネス回りの掃除、チェックして
組みなおしています。
一部メインハーネス回りのテープが
ほころんでいたので手直ししています。

イグニッションコイルなどは問題なく
これも掃除して再使用。

中央に見えるのは交換したスロットルケーブル。

ここから今まで説明できていない箇所や
分解時の写真を撮っていないものなどを
場所ごとに説明していきます。

フューズボックス内点検、問題なし。
リヤブレーキマスターシリンダー
リンク回り再メッキ。
内部カップキット交換。
リザーブタンクとホースは再利用。

ガソリンタンクとシートのブラケットが
再メッキから返ってきたので取り付けました。
バッテリーターミナルのキャップは
どのバイクも汚れていますが掃除してあります。

バッテリーは新品。カウルを外したときしか
掃除できない、購入後に作業しにくい部分は
出来るだけ掃除をしてチェックしています。
特に問題なし。

フロントブレーキディスクは最初ついていたものが
ジャダーが出ていたため、持っていた純正中古品を
レストアして取り付け。もちろん治りました。
フロントブレーキにジャダーが出ることは
特別なことではなく結構あります。

悪いものをそのままにして納品しているところも
ありますね。乗ってみないと見た目では
解らないですし、乗っても軽めの症状だと
気づいていないオーナーさんもいます。

ホイールは元々綺麗だったため掃除して
そのまま使用。バルブも同様。

写真で見えているブレーキキャリパーや、
ホイール、フロントフォーク関連のボルトは
再メッキ、新品など綺麗なものを使用。
タイヤは新品。デカピストンのステッカーは
元々貼られていたものをはがして貼ったもの。
表に保護のフィルムを貼っています。

リヤブレーキディスク、キャリパーサポート、
フローティングロッドもレストアして使用。
取り付けのボルト類は新品か再メッキして使用。
リヤタイヤは新品。

外装はGSXR系が得意な塗装屋さんにてすべて再塗装済み。
シングルシートのカウルのみ、前オーナーさんが
別の塗装屋さんにて塗ってもらい、後で取り付けたもの。
タンデムシート、タンデムのハンドル有。

スクリーンはGSXR系の得意な店の販売する社外品新品。
スクリーン端につけているモールは純正新品。

ブレーキの分岐、ホーン、ハンドルロックは
純正を清掃して使用。

この部分の程度が良いバイクは
どれも全体的に程度が良い。
外から見てもこの部分の程度が悪い車両は
見えない部分に問題があるものが多い。

よってこの部分の程度が良いものを買う方がよい。
当社でこの部分を見せているのは
そういう理由から。

ガソリンタンクキャップはついていたものを
レストアして再使用。

左のハンドルスイッチは文字がほとんど消えていますが
それ以外は程度良く再使用。
いつも考えているのはハンドルスイッチは
オリジナルかそれに近いものが使える時は
それを使いたいということ。
メーターなども含め雰囲気ですから。
ただ販売終了になっていたり、ついていたものが
程度悪いことも多いので、都度選択です。

先に一度説明していますが、右のハンドルスイッチは
カワサキ製を使用。スロットルキットは以前は
削り出し物を使っていたのですが、
今のこちらの方が目立たず古めのバイクに
雰囲気が合うので使っています。
機能面でも良し。
スロットルケーブルは削り出し物に使っていた
高品質のものを別途購入し使っています。

スロットルキットはダメなものが多く
特にケーブルはアクセルが重くなってしまう
粗悪品が多いのです。使ってみないと
解らないのですが。

純正のハンドルがポジション的に遠く、
低いため変更しました。
この時代の物は今のスポーツモデルと違い
ハンドルの切れ角が驚くほど大きく、
そのままだとあちこち干渉してしまいます。

この関係でハンドルはピンポイント的な
調整をしてハンドルの切れ角もストッパーを
付けて充分な切れ角を確保しつつ少し
減らしています。
ハンドルロックは機能します。

変更したハンドルの末端にボルトが元々
取り付けられるようになっているため
そちらにステーを付けてリザーブタンクを
取り付けました。

今回クラッチマスターシリンダーも
交換したので同様にしてあります。

ブレンボのラジアルポンプマスターシリンダー。
キャリパーを交換できなくても
効率が上がって効きも扱いやすさも増します。
価格から考えても本当に良い商品です。
ホースも一品物で製作してあります。

クラッチ側。純正はクラッチのつながりが遠く
扱いにくいのですが、ロッドを加工すれば
使えないわけではありません。
それでも予算が許されるのであれば、
ぜひ変更したい部品の一つです。
前オーナーさんに納車の時に取り付けました。

交換すればクラッチのつながり位置も
細かく調整でき、半クラッチの感覚も
とても解りやすいので、とても扱いやすくなります。
かつクラッチ自体も軽くなりますから
デメリットは一つもありません。
ただ口径を間違うとストロークが足りず
切れなくなってしまうことがあるので注意が
必要です。
ホースも製作して交換済み。

純正のスクリーン取り付け方法が良くなくて
この部分にクラックが入ってしまいました。
先程紹介しましたがその後に内部にカラーを製作し、
表にゴムのワッシャを入れ、タッピングスクリュー
は目立たない黒色に変更しました。

右ステップ、一旦ばらしてレストア、
ボルト類は再メッキ。
ブレーキペダルのゴムは新品が出るので交換。
今は一体で作られますが、
初期型GSXRの先端の部分は溶接で
取り付けられています。
上手く作れなかったのかもしれませんが
今では考えられない大変コストのかかる
作り方です。

足を載せるペダル部分は滑ると嫌なので
ブラスト仕上げです。
ゴムがついていないので滑るかと思いましたが
乗って問題ありませんでした。
ステップ位置は一般道で飛ばすなら
特に変更する必要があるとは思いません。
変更すればかえって窮屈になると思います。

ギヤシフト機構側。
右側と同じでレストアと先端のゴムを交換済み。

チェンジのリンク回り、写真前側の方が
ガタが出ていたのですが
部品が欠品で手に入らなかったので
ピロボールとカラー製作で修正しました。

ノーマルより動きに正確さがでて
ギヤシフトしやすくなっています。

ギヤシフト回りは常につかわれるところですから
どの車種もガタがでていることが結構あり
それを改善するだけで乗り易くなります。


チェーンカバーはすこし傷もありますが
良い状態で、内外徹底清掃して
ボルト変更して組みつけ。
スプロケットは減っていなかった為、
再メッキして使用。
先に書いていますが消耗品であるチェーンは
交換済み。

初期型GSXR系は色がシルバーで塗装が薄いせいか
どれも見た目が劣化しています。
サイドスタンドを外すとレーシングスタンドなどを
使し車体を立てる必要が出てくるため、
傷んだままになっているものが多いですね。
もちろんレストア済みで、後ろに隠れている
スプリングも再メッキ済み。

シートは状態が良かったため清掃して
出来るだけ汚れを取り再使用。
純正の表皮はモノが良いので、
再使用可能ならその方がよいと思います。

シート裏側も綺麗です。

シングルシートのストッパー側は
前オーナーさんが入手したので
内容が解りませんが、状態良いです。

こういう部品も凝った作りです。

トップブリッジもレストア済み

アッパーカウルのステーも
ブラスト後に再塗装してレストア済み。
常に見える箇所なのでこういう部分が
綺麗な方が乗っていて気分が良いと思います。
後でレストアするとなると
全てばらす必要があり、なかなかできないので
納車前に綺麗になっている方が良いですね。

スロットルケーブルが見えますが、
GSX‐R750は取り回しの関係で曲げがきつめに
なるので、品質の良いスロットルケーブルを
使っています。

低品質のケーブルは曲げがきつかったり
アクセルの遊びを適切に調整すると
途端にアクセルが重くなります。
このバイクはそのようなことはありません。

左側。

メーターは清掃して再使用です。
スポンジも少し型がついている部分がありますが
そのまま再使用です。
今必要性を感じませんが、
もしメーターをレストアする時があれば
その時に交換すればいいかなと。

今回お願いした塗装屋さんはロゴやデザインを
ステッカーの所と塗装で行っているところが
あります。
全てを塗装で仕上げてくれる塗装屋さんも
ありますが、基本綺麗に仕上がれば良いので
塗装屋さんに希望だけ伝えてお任せで
塗ってもらっています。
殆どは塗装で行われており、ステッカーは
ごく一部ですね。

GSXR系だけではないですが、カウル自体は
古めのバイクはどのバイクも傷んでいることも多く
塗装屋さんはかなり大変な作業を
行っていると思います。

アッパーカウル回りです。

作業の全てではありませんが、
今思い出せる範囲で紹介しました。

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