当社HP内、旧車バイクの販売と整備実績の方に、
O様のGS1000をアップしました。
http://www.tasaki-tuning.com/results/index.html#bike045
昨日、下村様のZ2のフレームが塗り終わり、
乾燥作業中ですので、その間にこのZ2に使う
当社で作る手曲げのショート管マフラー用の
砂詰めを行いました。
形だけのショート管ではなく当社のエンジンに
合わせた、走るショート管にします。
砂詰め作業は単にパイプに砂を入れるだけでなく
パンパンにつめないといけないので、結構体力仕事です。
その関係で普通、たいていどこの会社でも、
機械でなく人間が砂を詰めるのなら、
年齢の若い方が砂詰め作業をするのですが、
当社のパイプは厚さが薄いので結構砂詰めが難しく、
いまだに私が自分で作業してます。
今私は43歳ですが、20代のころに比べると、
作業中のきつさ自体は日頃なるべく運動するように
しているので平気なのですが、
作業後に腕は上がってしまい細かい作業は
しない方が良い状況となります。
ですので体を使わないブログを更新、
となってます。
これは現在入庫中のMK2と1100カタナです。
MK2はオイルとフィルターの交換の簡単な整備です。
Z2の作業がありますので、昼間に作業する時間がなく、
持ってきていただいて、お預かりし、夜交換、
次の日に(今日)走行テストし引き取りに来ていただいて
納車となります。
いつも持ってきていただいて、S様ありがとうございます。
とても助かってます。
3~4か月ほど乗っていなかったそうなので、
タイヤの空気圧の調整と、とバッテリーの充電を
おこないました。その他は問題なし。
エンジンノイズも小さめです。
この当社製マフラーは会社を始めて最初の方に
作ったものでアルミサイレンサーなのですが、
チタンサイレンサーと違いやや角の丸い、
なつかしい感じの音がします。まさに空冷2バルブです。
カタナは今回メインハーネスの交換、
スタータークラッチの整備です。
このカタナは初期の輸出仕様なので
クランクシャフトがその後のモデルと違い、
その関係でそれに取り付けられるスタータクラッチの
ギヤも一部寸法が違っていて欠品です。
ですので今回は今手に入るカタナの部品を
加工し組み付けることにしました。
加工途中の物ですが部品はこれです。
今考えうる最善と思われる作業を行ったのですが、
上手くいくといいのですが。
こういう場合は良いかどうか確信がないので、
料金はもらわずしばらく乗って使ってもらい、
良ければ料金をいただくことにしています。
今回も一度納車し、3か月ほど使ってもらうことにしました。
旧車の場合、欠品は避けられないので、
その時々で何とかするしかありません。
スタータークラッチまわりは消耗品なので、
今回限りの修理でなく、今後も手に入る部品で
対策をする必要があります。
メインハーネスもこの年式の物は欠品ですので、
違う年式の純正品を加工し組み付けました。
この時代の物でメインハーネスは交換していないと危険です。
燃えますから。
車検整備でお預かり中のZ1-R。
とても大切にしていただいてます。
乗っているといろんな方に声をかけられるそうです。
本日の最後に、このブログを書いていたら
たまたまHPにUPしたGS1000のO様が写真を送って
くれたのでご紹介。
旧車には自然が似合う。
このヘルメットのデザインが懐かしい。
こういう部分で楽しむのも旧車ならではだと思います。
飛ばすのもいいが、止めて眺めるも良し。
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