2015年に行ったお客様のZ1で実際に行った
エンジンオーバーホール作業を、
20回に分け、写真、コメント付きで詳しく
紹介いたします。
なおこの情報はすでにかなり前のもので、
作業手順、方法、使用部品が現在のものと
異なることがあります。予めご了承ください。
どのお客様のエンジンオーバーホール作業も
毎回このように撮影、データを残し持ち主の方に
お渡ししています。
組み立て作業は全て私(田﨑)が行っています。
作業の模様を紹介しているエンジンはフルレストアした
こちらのZ1のエンジンです。
第1回は主にバリ取りとめん出しの加工について
ご紹介しておりますが、バリ取りは走行中
エンジン内にバリが落ちてオイルと共にそのバリが回り
エンジン内を傷つけたりするのを防ぐ作業で、
カバー類のめん出し加工はオイル漏れ、
オイルにじみを減らすのに手間はかかりますが
オイル漏れに対して効果があります。
こちらで紹介しているZ1で全てのカバーの面だしを
行っていますが、今現在は全ての面だしを行うのではなく、
効果的なヘッドカバー、フロントスプロケットカバー内の
ギヤシフトアームが入るカバーなど、効果がある部分、
その他傷んでいる部分があれば行うように変更しています。
カワサキZ1エンジンオーバーホール2に続きます。
エンジンオーバーホール2はこちらをクリック
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