カワサキZ1エンジンフルオーバーホール14です。
シリンダーまで組み付けます。
- シリンダーのベースガスケット。液体パッキンを塗る必要はありません。もし塗るとしたら修理の難しいところに傷が入っている、という時にそこの部分だけにチョンと塗る程度です。もし面でたくさん塗った形跡がある(たくさんはみ出ている)のならそのエンジンの作業をした会社、人は技術的に怪しいです。またもし液体パッキンをどうしても塗らないといけない状況の時は、硬化するまでの時間が長いものを使用しなければなりません。この後、シリンダー、ヘッドまで組み付けてから初めてこのガスケットが締め付けられるので、その前に固まってしまうからです。
- ノックピンの位置が少しずれていたのでほんの少しだけ加工してあります。ほとんど解らないぐらい少しです。たぶんそのまま何もしないで組んでも問題はないと思いますが念のため。
- シリンダー、クランクケース間のノックピンが入るところ。
- ノックピンを取り付け、ベースガスケットをクランクケースに確認のため仮組しました。
- 今回使用するピストン。JB製、鍛造品です。過去のブログで紹介しておりますが、あらかじめシリンダーとのクリアランスは測定し、ピストンリングは組み付けずみです。
- 組み付けるピストン。
- ピストンピン。
- この辺の組み付けが一番ホコリがつきやすいのでのんびりせずに組み付けます。写真が少ないのは写真を撮っている場合ではないから。一気にシリンダーまで組み付けます。
- すべて組み付けました。
- カムチェーンのローラー純正新品です。
- ローラーのシャフトは再使用です。悪くなっていることはとても少ないです。
- ローラーにシャフトとダンパーを組み付けたところ。
- クランクケースに組み込みました。
- ガスケットを再度組み付け。ガスケットは圧縮比が高くなり過ぎないように厚めの物を使用しています。
- シリンダーを再度掃除して、オイルを塗ってからシリンダーを組み付けました。特に冶具などなく手で入れます。間の写真がないのは先ほど書いたようにホコリの侵入を減らすためできるだけ短い時間で組み付けるためです。
カワサキZ1エンジンオーバーホール15に続きます。
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