先に走ったほうが利益が大きい。

今、手に入れるとしてお勧めするバイクで
空冷では、徐々に値段が上がってきていますが
Z1000LTDのフレーム形状が普通のZ系に
似ているもの。
それとZ1000Jです。特に角タンク。

ただ、私の仕入れルートは今、
ヨーロッパからの輸入が難しくなっているので
Jは難しいかもしれません。
アメリカからは今のところ問題なく入ってきてます。
どちらもたまたま日本国内にあれば問題は
ありません。
逆にお勧めしないのはZ750FXのⅠ型。
このバイクは今は絶対に買わないほうがいい。
高すぎる。

水冷では常々書いていますが
ZRX1200R。（HP販売車両情報で紹介中）
当社ではいい物はいいと勧めます。
しばらく売れるまではなじみのお客さんに
試乗車として乗ってもらいます。

ニンジャが欲しいなら、安くはないものの
すぐに動いたほうがよい。
どんどん良い物は減ってきており、
後で買うほど手間がかかり高くなります。

今回なぜこのようなことを
書き出したかと言えば、
たまたま知り合いと話していて、
いまさらの話ですが、
先に走ったものが利益が大きいと
いう話になり、ふとバイクのことが
頭に浮かんだからです。

商売をされている方なら当たり前の
話ですが、
それ以外の方には頭ではわかっていても
実際には行動できない方がほとんどで、
またなんとなく聞いたことがある程度の
人も多いかもしれません。

行動できない方のほとんどが
そのバイクの価値から考えることができず、
今価格の高いバイクと無意識に比べる。
今価格の高いバイクとは
今欲しがっている人が多いバイクであったり（Z1)
欲しい人数はそれほど多くなくても
強烈に欲しいと思う方がいて数自体が少ない物です。
（Z1000R1)

つまり今、
価値から考えて価格が安いバイクが
あるとして、
回りの人たちが認めてからでないと
行動できない人、
「損しませんか？得しますか？」
何てくだらない質問をする人は
後で後悔するでしょう。
リスクを減らそうとしているのかも
しれませんが、未来は誰にも解らない、
ゼロリスクにしようとすること、
むしろ何もしないことが大きなリスクです。

私は約２０年前、当時とても安かった
ZX750の１型、（MK２と同じ形のもの）
入庫する数はとても少なかったのですが、
入庫したときには強くお買い得だと
言ってすすめてきました。
今はべらぼーに高い。

その他ニンジャ（GPZ900R）も
１５年ほど前、
良い物が安く入手出来ていたので
これも強く勧めていました。
買うなら今ですよと。
今は程度の良い物は数がとても少なく
高い。

Z1000R2もそうです。
これも１５年前は安かった。
これは当時私の仕入れルートが少なくて
そこは難しかったのですが、
これも良いバイクですすめていました。
自社のデモカーにしたくらいです。
これも今は程度の良い物はとても少なく
一時期ほどではないですが今も良い物は
高いです。

しょうもないコメンテーターや
インチキ臭い人が未来はこうなるから、
こうした方が良いなどと言っていますが
何を言ってるんだ、未来など解るはずもない。
今回のコロナのことも
そうではありませんか。
キャッシュを全部使わないようにして
楽しめる時に楽しまないと
先は解りません。

製造されたバイクは
年々古くなり、良い物の数は減っていきます。
良い物の数は減ってきても
ある程度欲しいという方が、
多くなくてもある程度いれば
価格は必ず少しずつ上がっていきます。
いわゆる定番のカッコよさがあるものは
必ず値段が上がっていきます。

そして運よく？悪く？
何かのきっかけでその魅力が多くの人に
伝わった時、ドカンと金額が上がる。
その例としてはホンダCBX1000。
以前は本当にただみたいな値段でした。

これも、このバイクを買おうという人は
今も少ないと思いますが、
これから作られないであろう６気筒空冷バイク。
ノーマルはいまいちですが、
弱点に上手く手を加えると、
とても面白いバイクにできるため、
その魅力に気づいた方が少なからずいて
値段が高騰しました。いい音しますから。