現在組み立て直前のCBX1000のエンジンの写真を紹介します。
実際に作業して分かったのはとにかく手間がかかり
予定通りにはことが進まず、
作業がしにくいエンジンであるという事。
こういう難しいエンジンほど依頼する店によって
完成度が著しく下がることは確実ですね。難しいので。
外観のレストアだけ取ってもブラスト前の
マスキングでも通常の倍ほど時間がかかり、
ブラスト処理が塗装が終わった後の乾燥も
いつも通りというわけにはいきませんでした。
大きいエンジンですから通常使っている乾燥機内に
クランクケースやシリンダー、シリンダーヘッドが入らず、
昔使っていた当社オリジナル(笑)の
ガスを使った強制乾燥機を引っ張り出し乾燥しました。
部品が入って良かった。
シリンダーライナーが変色しているのは
熱を入れた影響で、これは組付け前に
再度ガスケット取付面を脱脂するのですが
その作業を行えばある程度普通な感じになります。
(写真は脱脂前)
乾燥が悪いと色が剥げやすくなるんですよね。
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