販売車両のGPZ400Fのキャブレターを
全て分解して整備をしました。
この車両の販売は1980年代、約40年前の車両です。
実走行距離が驚きの2200キロとなっています。
入庫時からエンジンは始動していたのですが
本調子ではありませんでした。
車検を通して走行テストして必要な整備は何か
現在の状態を走ってチェックするため、
マフラーをレストアすると同時に純正キャブレターの
整備をしました。
これから車検を通すので作業場の敷地内を
少し走っただけですが、明らかに調子が
良くなりました。
純正キャブレターの全分解の整備と
エンジン側のインシュレーターの交換
キャブとエアクリーナー側のゴムの部品は
硬化していた一つだけを交換、
その他は触っていません。
長い間使われなかった純正キャブレターは
詰まっていることが多く、その際に本体ごと
溶剤などに漬けられジェット類だけでなく
キャブ本体が解けてダメになってしまっていることも
多いです。
そうなると何をやってもダメで本体ごと
交換するしかありません。
今回の純正キャブも分解された跡があり
治るかどうかは作業してみないと
解らなかったのですが無事復活。
作業前と作業後の始動動画を上げているので
見てください。
明らかに吹けなどが違います。
乗ってみるとチョイ乗りですがまるで
違うエンジンの様で、吸気系コンデションの
大切さが解ります。
純正キャブレター整備前始動動画
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純正キャブレター全分解 整備後始動動画
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