販売車両91年式900ssが入庫しました。
走行距離17000キロ弱、いつものように
ベース車両として最適なノーマルに近い車両です。
写真は文章の終わりに紹介しております。
FCRキャブレターは取り付けて販売します。
オーリンズ製リヤショック、
またビトーR＆D製マグタンJB4の黒（入庫済み）
は一旦取り付けての販売となりますが、
価格を抑えたい方は純正に戻しての
販売も可能です。
マグホイールについてはこのブログの後半に
書いています。
写真は入庫して埃などをものの5分程度サラッと
とっただけのそのままの状態、
前の持ち主の方が丁寧に使用、良い状況で
保管されていたことが解ります。
近くで撮った写真では一部外装が
オレンジがかっているように見えますが
これは写真でそう見えるだけで
実際は赤色のまま良い状態です。
約30年前のバイクですが、
写真を見てもらえれば誰でもわかる
全体に良いコンディションですね。
純正の白色フレームは通常少しクリーム色の
様に変色していることが多いのですが、
この紹介している900ssはその変色も少なく、
またガソリンタンク下側にあるキャブレター、
イグニッションコイルが置かれている部分や
シートを外した小物入れ部分など
状態が悪い車両だと傷んでいる部分も
綺麗な状態です。写真で見られます。
なお、小物入れの荷物を止める
ゴムバンドなどはまだ部品がでますから
取り付けてから納品となります。
この車種に通常見られる
ガソリンタンク回りのパッキンのひび割れ
（部品が出るので交換）
ここからマグホイールについてです。
興味のない方にはどうでもいい話ですが
当社の販売車両用、DUCATI 900ssのための
マグネシウムホイール注文し、先日入庫しました。
今回もビトーR＆D製のマグタンですが、
JB4、色は黒です。
900ssにマグホイールを取り付ける目的は
一般道での中速から高速域での旋回性向上です。
もしかすると多少調整がいるかもしれませんが
グッと楽に寝て楽しく曲がるようになります。
これを口だけでは解りにくいので
実際に試乗してもらって体験してほしくて
購入することにしました。
オーリンズのリヤショックも注文しました。
残念ながら今も国内では手に入らず
イタリアに注文していたのですが
先日子こちらも入庫しました。
どのバイクもそうですが実際に運転してみると、
ここを変更すれば確実に扱いやすくなる、
楽しめるバイクになるというポイントがあります。
長くチューニングに関わる仕事をしていると
ある程度解るようになってきます。
フライホイールもノーマルは取っておいて
時間がとれればフライホイールを入手して
軽量化しようと思っています。
軽量マグネシウムホイール（以下マグホイール)
については、実は相性の悪い車種もあって、
相性が悪いとハンドルが切れ込んだりして
乗りにくくなってしまうものもあります。
マグホイールと言ってもメーカーや、
造られた時代によって重さや付属品も
違いますから、実は純正よりは軽いものの
強度が低めだったり重さもそれほど
軽くないものもあります。
軽量マグホイールを取り付けると
乗りにくくなってしまうものでも
別のメーカーのそれなりの重さのマグホイールを
取り付けると素晴らしくバランスが合ったり
するときもあるのですが、
普段扱わないメーカーのものはデータがないですね。
アルミホイールはリム含めていいなと思ったものは
ありません。
マグホイールはつけることが目的ではなく
見た目と走りの両方が良くなって欲しいですね。
といっても一般の方が高価なマグホイールを
相性がいいか悪いか解らず購入ってのは
なかなか難しい話なので、
販売する側がある程度車種ごとの相性を
把握しておくことは大事なことだと思います。
カワサキZ系含め、純正で18インチ、19インチで
重めのホイールのが履かされている車種については
マグホイールを取り付けて乗りにくくなって
しまったものには今まで一台も出会っていないので
心配いりません。
ごくまれに17インチホイール車で
高額なホイールを取り付けることによって
乗りにくくなってしまうものがあると
いうことです。
実際当社の取り扱う91年～97年ぐらいまでの
900ssに高価なマグホイールを取り付けて乗られる方は
少ないと思いますが、ぜひ皆さんに乗ってもらって
その効果を体感してもらいたいと思っています。
はっきり言って下手が行うエンジンチューニングより
遥かに効果が高いと思いますね。
エンジンの大掛かりな作業は誰でもできるものでは
ないと思います。
どの店というより誰が作業するかが大切です。
どんな部品でもそうですが、相性があります。
取り付けることによって乗りにくくなってしまったり
他の部分が傷んでしまうような商品を、
単に儲かるからと言って売っている店もあります。
詐欺師のようなものでニコニコ愛想よく
近寄ってきます。
売る側としては身銭切ってでも
その商品がどういう物であるかを
ある程度知っておくことは必用だと思いますし、
お客さんに取り付けたいと言われても
本当にダメな商品については
はっきりと辞めた方がよいと言える人のほうが
良いと思います。
ただし、自社の商品を売りたいがために
他社さんのものを、すべて否定したり
悪く言うところもあります。
基本同業他社の悪いところしか言わない
ところとは縁を切ってしまうのが一番ですね。
自社に自信がないからそういうことに
なっているのですから。
ホイールが入庫するのは2～3か月後の予定です。
最後に一つ、同じ型の400ss、750ssが欲しいと
言われる方がいるのですが、
750ssについては解らないのですが
400ssも実は振動が900ssより少なく
別の世界観があり良いバイクです。
共通部品もとても多いですね。
ですがメイン車種の900ssに比べ販売台数が
少なく、すでに製造から30年ほど経っており
旧車と言っても良いぐらいですから、
これぐらい年月が経つとエンジン回りは
メンテナンスの際の部品入手、
データ入手など900ｓｓよりは難しくなる
傾向なのは確実です。
ちょっと乗ってみたいという程度なら、
すでに所有されている方は良いですが
これから買われる方と、
当社のお客様のように、長く、しっかり楽しみたい
という方には不向きです。
購入後の事もしっかり考えたうえで車種選びを
しましょう。買ってからの事の方が大切です。
前置きが長くなってしまいしましたが
販売車両９００ｓｓの写真集です。
良い部分もですが、
傷んでいる部分も解りやすいように撮っています。
お問い合わせはこちらの問い合わせフォームから
お願いいたします。
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