納品したZ1000についてお客様から
写真などメールをいただきましたので
紹介させていただきます。

以下お客様のメールです(原文まま)
昨日は路面のコンディションも良かったため、
田舎道を慣らしがてら小一時間ほど走ってきました。
インプレッション送ります。
外観は旧車にありがちな経たりも全くなく、
触れるのも緊張するほど隙のない美しさ。
納車の配送してくれた陸送業者の方も、
取り回し時にはこれまでで一番に緊張したそうです。
気温も一桁台でしたので、
冷間時のエンジン始動は多少グズつきました。
(ちなみに再始動時はセルを回した瞬間に
エンジンかかり、安定したアイドリング!)
増井さんからも事前に丁寧に車両取り扱いの
説明をしていただいていたので、
それを思い出しながら暖気も行い、
エンジンの温度を意識しながら走り出し。
素直なハンドリングで好印象。
癖はないけどつまらなくない。
そしてエンジン。
アクセルとエンジンが直結したフィーリングです。
キャブレターを通って気化したガソリンの
爆発を自在にコントロールできる。
まだ慣らし運転の段階なので四千回転以上の
高回転の領域までは伺い知れませんが、
三千回転からのトルクの盛り上がり、
三千五百回転ではマフラーからの音質も
変化して快楽の世界です。
この上の回転域にも期待が持てます。
大排気量なので低回転でのトルクも
充分ありますが、トロトロ眠たい運転は
させてくれません。
常にアクセル開けたくなる。
郊外の田舎道を走らせるには最高です。
速度計がマイル表示なので、
加速中にぱっと見でメーター見ても
時速では何キロなのか掴めませんが、
実速度は危険な程速くはないようです。
上体が直立しているポジションなので
体感スピード速し。安全で良し。
これまで長くドゥカティやBMWに乗っていて、
ツインの振動をとても心地よく感じていました。
直4はどこかモーターチックで個性が薄い
印象を持っていました。
しかし今回のエンジンは、
回転に応じて不快ではない微振動を伴って
加速度的で暴力的な盛り上がりを魅せてくれます。
個性の塊で楽しい。
およそ50年前に生産されたオートバイですが、
当時にこれだけの工業製品を作ったカワサキ。
そして、現代にここまで高レベルの
オートバイに仕上げたタサキチューニングさんに
感服です。ありがとうございます。
この程度を維持してくれた
前オーナーさんにも感謝です。
最近はオートバイも卒業かなぁと
思った事もありましたが、
知らない領域もある事に気がつかされました。
まだまだ楽しみたいと思いました。
GPZも楽しみです。
以上が送っていただいたメールになります。
最後にGPZとは空冷のGPZ750を
ご注文いただいているのでそれについて書かれています。
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