FX750製作模様の続きです。
クランクケースボーリングが終わったところ。
シリンダー側のライナーを外径の大きなもの(80、6mm)
に打ち替えるため、そのままではクランクケースに入らないので、
ボーリングして穴を大きくします。
切削面もとても綺麗です。
いつもお願いしている、金属加工屋さんがきちんとした方で、
とても綺麗に仕上げてくれます。
後で角の部分はバリをとります。
シリンダーのライナー打ち換えボーリングと、
ピストン径に合わせたライナー内径のボーリング、
シリンダー上面の面研が終わったところ。
ライナー部分のアップ。
シリンダーを下から見たところです。
ライナーの厚みは必要な分、きちんと残してあるのが解ります。
一部コスワース製ピストンは無くなってしまったので、
それに代わり使用している、JB製ピストンキット。
当然強度の高い鍛造品です。
これは初期の販売品なのでWPC処理などされています。
上のシリンダーに組み合わせて使い、
(ビトーR&Dでボーリングはお願いしています。)
作業した側でクリアランスは確認してありますが、
必ず当社でも確認し、疑問点などあれば問い合わせして確認します。
ピストンの形状はコスワース製とは変えられています。
特に横から見たものと、裏から見たところは結構違います。
きっとに付属するガスケット類。
当社では通常73mm、75mm、76mmのピストンは
ベースガスケットに一番厚いものをつけてもらい、
出荷してもらってます。
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