会社の車が車検になり、先日友人が勤めている
ディーラーに整備に出しました。
代車が必要だったので、余計な雑味がない
商用車が好きな私は
「商用車の代車借して」
と頼み、ほぼ新車の様な代車を借りました。
私が20代ぐらいの時からある車種で
それの現行車になります。
ところがあまりのダメっぷりに
借りといてなんですがストレスが
全開です。
ゴムが伸びたような反応しかしないエンジン。
加速したい時に前に進まない。
ミッションも関係しています。
何がついているのか調べる気も起きない。
それは我慢できるとして、
とにかく一番嫌なのはポジション。
シートから考えて真ん中にないハンドル。
かなり左より。でもメーターは右寄り。
シートは車体の中央より。右側が結構あまってます。
右ハンドルだから仕方がない、
という感じではありません。
適当に作ったらこうなった。という感じ。
ハンドルは上下の調整はあるのですが
伸び縮みは調整がついておらず、
ブレーキやアクセルの位置から
シートを合わせると、どうしてもハンドルが遠い。
肩こる。
背もたれを起こして運転しますが、
不自然。
ブレーキとアクセルの距離は近く、
なんか踏み間違えそう。
しかもハンドルの中央の延長上に
ブレーキがある。
とにかく乗りにくい。
シートの高さも変。
あまりにひどいので、車を返す時に
友人にどこがダメか具体的に話しました。
話したところで友人が悪いわけでもなく、
迷惑な話だったでしょうが、
言わずにいられないくらいダメだったのです。
新車とはいえ、私が勤め人だった当時のものより
車体はしっかりした感じでしたが、
それ以外は何ひとつ褒めるところがない。
もしこの車種を買おうとした人が回りにいたら
絶対に別の物を薦めます。
こんなにポジションがでたらめなのは
メーカーがまじめに考えて作っていないからです。
ちなみに別メーカーの同じような形の商用車は
かなりボロの中古車でしたがすこぶる良かった。
ライバル会社の物でも絶対にそっちを薦めます。
新しい物の方が古いものより全ていいなんてことは
絶対にありません。
そういうことを声高らかに言うメーカーも
ありますが、それは嘘です。
車はよく借りることがあるのですが、
本当にいい物が少なくなりました。
電動パワステももっと何とかしてほしい。
皆さんそんなダメ車なんか買わず、
良いバイクを買いましょう。
あるいは手を加えれば良くなるバイクを。
話は少し変わるのですが、
それで思いだしたことがあります。
世の中書いていいことと悪いことが
あると思います。
そんな重い話ではないのですが。
先ほど書いていた話の中心はポジションに
ついてですから、誰でも説明されれば
納得できるようなことです。
わたしは車は素人ですので、
確信を持てることしか言いませんし、
書きません。
でも、そういうことでなく、
私がたまたま目にした記事で明らかな間違いを
書いている人がいます。
本人はどういう考えで書いているか解りませんが、
車種をはっきり写真付きで紹介し、
その人なりの評価を書いてました。
アクセルのツキや、ハンドリングについて、
またスタイルのことなど。
私はたまたまその車種について詳しく知っていたため
その記事については全て間違っているいえます。
その人は少し借りて、チョイ乗りし、
評価を書いているのです。
私の感想は、
その車は大柄ですが、アクセルの反応が
極めて自然で、コントロールしやすい。
最高レベル。
デザインも最近のしばりが多い中で
とても良くできていると思いました。
旋回もアクセルを踏むことにより
より曲がるもので、運転していて楽しい。
今時めずらしい。
先ほどの記事を書いた人は全て逆の
意見を書いていました。
こんな記事を書かれてはメーカーの人は
まじめにセッティングしたのにたまらないでしょう。
私が書いていることは車のプロとしての意見ではなく、
単なるバイクと車好き程度のものですが、
それでも解る部分です。
要は私は高負荷域まで踏んでテストもできないし
その腕もなし。
ですがその前の段階で解る部分はたくさんあります。
いい車やバイクは普通に乗っていても
解る部分がたくさんあります。
ちなみにその車はハンドルは真ん中。
アクセルとブレーキは適切な位置にあって、
ポジションの調整幅も広かったです。
意外とそういう車は少ないのです。
こういうことが解らないと、
バイクのポジションも合わせられない。
そしてその上で私なんかができない領域を
運転の上手い人が踏んでテストする。
そうしてくれれば限界域でこういう挙動がでると
教えてくれることと一緒ですから、
安心して乗れる。その半分くらいしか
踏めないんですけど。
ただしそのテストの必要がある車種で。
いわゆるスポーツカーなどです。
普通のおっさんセダンをサーキットでテストしても、
?という意味です。
バイクもそうです。
正しく評価できる人の記事でないと
何の参考にもならない。
誰の意見を取り入れるかで、
同じお金を出すのにいい思いができる人と
できない人がわかれます。
もちろん私はいい方をとりたいです。
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