レーサー GS1000R/XR41

販売車両

当社の販売車両GSX-R750について、
元になったGS1000のエンジンを積む世界耐久レーサー
GS1000R/XR41をご存知でしょうか。

中々良い写真がないのですが、著作権の絡みが
あるのでとりあえずこちらのリンクを紹介。
ぜひ見ていただきたいです。

【第6回優勝スズキ GS1000R】 真夏の鈴鹿8耐、第1回大会1978年から現在までの歴代優勝マシンを紹介。 - 8耐をもっと知ろう!"コカ・コーラ"鈴鹿8耐 特設サイト
"コカ·コーラ"鈴鹿8耐は2017年に第40回記念大会を迎えます。そこで第1回大会からの歴代優勝マシンを一挙紹介! 今回は1983年(第6回大会)世界選手権シリーズ第6戦 鈴鹿8時間耐久オートバイレースを勝利したスズキフランスのGS1000Rです!

ハーベーカラーと言われる塗装になります。
XR41で検索していただければいろいろ出てきます。

カウルの形状は初期型GSX-Rシリーズにとても
似ていますよね。
エンジンこそ油冷エンジンではありませんが、
この車両はGS1000のエンジンをモノショックの
アルミフレームに載せたもので8耐優勝しています。

1980年代、スズキはアルミフレーム車を次々に販売していきます。
RG250ガンマ、次にGSX-R400、そして当時国内で販売できる
最大排気量だった初期型GSX-R750、後にフレーム径などを
太くして剛性をアップし、排気量を拡大したGSX-R1100と続きます。

このGSX-R750、1100シリーズは先ほど紹介した
耐久レーサーXR41のレプリカとなります。

今でこそ当たり前のようになっていますが、
当時このGSX-Rのようにレーサーそっくりな形で
販売されたバイクはなく、唯一の存在でした。

さらに見た目だけ似せたわけではなく、
アルミフレームは鉄フレームに比べ約半分の重量、
スイングアームもアルミで作られていました。
実際フレーム単品で持ってみれば驚くほど軽量、
この軽さでエンジンの出力に対応することを考えれば
とても驚きです。

そして完成した車両はコンパクトで軽量、
当時他のメーカーよりも抜きんでた存在でした。

今実際に初期型GSX-Rを見てみると無駄のない車体、
そしてあちこちに少しでも軽量に仕上げるための
工夫を感じられます。

当時のメーカーカタログにはこう書かれています。

軽さとは、速さと同義である。
1gたりとも見逃さない強固な意志が、
R750の全身を貫く。

スゲーかっこいい。
そしてGSX-R750は発売されすぐに結果と出します。

人気車種となりたくさん売れ、予定された販売台数を
大きく上回ります。

そして販売だけでなくレースでも結果を出します。
AMAスーパーバイクでの好成績、
鈴鹿8耐には勝てませんでしたが、
ルマン24時間耐久レースでの優勝、
全日本TTーF1で全日本チャンピオンに輝きいています。
ただ、TTーF1のマシンは別物のようにチューニング
されていましたけど。

ただ今はっきり書いておきたいのは
今この初期型GSX-R750、GSX-R1100に乗ってみると
全く過激なバイクではないこと。

軽量で足つきよく、前傾も緩い。
ウィンドプロテクションがよくツーリングは快適
エンジンも鋭すぎず、トルクとパワーが充分にあり
マフラーからの音よく
車体も路面に急なこぶがあったりしても
安定がよく外乱に強い。

旋回もフレームが適度にしなって計算でき
難しい所がなく、チューニングでさらに
面白さが増します。
通常チューニングする時、
ホイールは18インチの軽量ホイールを
使いますが、17インチでも良く走りそうです。

つまり一般のライダー走る時望むものが
殆どこのバイクには最初から備わっているわけです。

次回はエンジンなど個別に解説します。

今写真のGSX-R750は外装の塗装に出しており、
販売中です。エンジンは腰上を降ろして
整備しますが、各整備メニューは後日紹介します。
問い合わせは当社ホームページの
問い合わせフォームからお願いします。

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