販売車両VFR400R入庫しました

販売車両

当社ホームページ内の旧車バイクの販売と整備実績の方に
GSX-R1100の写真を紹介しています。

こちらの限定車GSX-R750Rリミテッドエディション
(書類紛失車、実走行距離約1600キロ)の
代わりのフレームが用意できました。
といいますか結局そのためのGR71G(GSX-R750)の車体を
丸ごと手に入れたんですけれど。

フレーム単体を長く探していたのですが状態の良いものが
見つからず結局丸ごと車体を買ってそちらからフレームを
取り出してレストアし、入れ替えることにしました。

もう一台同じ750Rのリミテッドエディションのフレーム
入れ替えに使えそうな車体も見つけたのですが、
思ったよりかなり高価だったため断念。
程度が良いとはいえ、断販売価格が高くなりすぎて
しまいますからね。

販売車両VFR400Rが入庫しました。
雨のためとりあえずの写真です。

VFR400R走行距離約6500キロ、長期保管車なので整備と
塗装部分の部分的なレストア(少しでよい)をして乗られるのが
良いと思います。
VFRは乗り易いからか走行距離が進んだものが多く
低走行車は貴重。車載工具なども残っています。
軽い立ちごけありです。

ここから先はおまけですので、
興味ない方は読み飛ばしていただいても大丈夫です。


1983年にそれまで日本の市販車に認められていなかった
フルカウル車がOKとなり、スズキが250ガンマを販売して
大ヒット。

当然他のメーカーも追従して、かなり熱い
レーサーレプリカブームが10年ほどの間おきました。

今過去のものを現在のものを知る目で見てみると
どうでしょう。
「何を今さら?」
的な否定的な考えを持たれる方や、
当社のメインストリームである1970年~80年の
旧車バイクしか眼中にない方も多くいると思います。

そこで私ですが、それはそれでその気持ちは
良く解ります。

なんせ普通のディーラーの車の整備士
だった人間がBITO R&Dにアポなしで突撃して
美藤社長にあって人生を大きく変えたぐらい
旧車バイク好きですから。

ですが私が本気でバイクにはまったのは
正にレーサーレプリカそのものです。
なんせ速いものが好きでした。強い思い入れがあります。

当時バイクは毎年のように新型モデルが発表され
正に”激熱”の時代でした。

当然より速く、高性能にと国内4メーカーがしのぎ
を削っており、私も毎週末友人たちと峠に入り浸り、
散々走りまわっていました。

その時回りに普通に合ったレプリカのバイクもあれば
ガンマ400、500のように当時から
殆ど見られなかった貴重なバイクもあります。
これらもエンジンを整備して、
足回りに手を加えたら?面白いバイクになるでしょうね。

ポジションなども実際に乗ってみると
シートが低くきつくないものがとても多いのです。

私が峠に通うバイクに89年式NSR250を選んだのは
軽くて速いから。単純です。
私は近所に良い店がなくノーマルで乗っていましたが
チャンバー換えれば簡単にもっと早くなっていましたが、
私の回りではJhaでしたね。

過激と言われる88年式よりマイルドになっているとはいえ
乗りこなせるかどうかなど全く考えておらず、
今になって考えると私のような荷重を上手くかけられない
下手くそは4サイクル車の方がよかった。

腕はともかくエンジンはどこでも高回転まで
回しまくっていたので、
新車から2万キロでエンジン出力は急降下、
圧縮が下がってかぶってばかり
そこから限定解除して旧車バイクの
チューニングの道に進むことになります。

バイクはバランスの乗り物、また人が扱うことができて
なんぼのものですから新しけりゃなんでも素晴らしいって
事にはならないのです。
インジェクションで絞られていたら、
アクセル開いていないのと同じですし。
今振り返ってみると、一気に通り過ぎたレプリカ車ですが、
いいバイクがいっぱいあったなあと思うわけです。
デザインも今のようにとげとげしくなく
クリーンなもので多いので、そこも良いですね。

それでも古いものは本質の部分は素晴らしくても、
操作系がいまいちだったりして、乗りにくかったり
する車種もあります。

そういう一部に手を加えるだけで驚くほど
乗り易くなったり、そのバイクが本来持っている
能力を発揮し、楽しめるバイクになったりします。

カワサキZ1が名車だったのは
ノーマルのままでも良く走って楽しめるバイク
だったからです。
決して改造前提だけではない、
ノーマルでも素晴らしかった。
確かにZ1はシングルディスクだとブレーキも効きにくいし
クラッチ操作もノーマルだと扱いにくい。
その部分を手を加えたら驚くほど乗り易くなりますよね。

こういう当時のレプリカ車も少しだけ
改良してやると、こんなに良く走ったっけと
思うことがありますし、
逆にフルノーマルだと当時過激だと
思ったものでも物足りない時もある。

当社でもインジェクション車も含め少数扱ってきましたが
いま改めてキャブレター車のこのレプリカたちを見てみると、
やっぱりキャブ車が面白いですね。

空冷4気筒の750ccバイクも面白いものが
あります。

マフラーを新規で作ろうと考えていますが、
これについてはまた後日。




どちらの車両も
お問い合わせは当社問い合わせフォームか電話で田崎まで。







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