販売車両のDUCATI900SSが入庫しました。
写真は入庫してそのままの整備前の状態です。
見ての通りフルノーマル、走行距離4000キロ弱です。
前回少し書いていたようにモンスターの900と
この900SSのベースになる車両を数年前から
探していましたが、ボロボロに傷んでいるものばかりで
なかなか良いものが見つかりませんでした。
それでもようやく出てきたのがこの900SSです。
先日GSX-R750も手に入れましたが、
不思議と見つかる時は重なるものです。
どの旧車バイクも同じといえば同じですが
長く不動状態で置かれていたので、
再整備をしてからの納品となります。
イタリアのバイクは国産車とはまた違う
運転しての面白さがありますが、
ノーマルのまま乗るのではなく少し改良して
乗る方が断然その楽しさが増します。
現段階ですでに手を加える予定なのが
オーリンズ製リヤショックへの変更、
ハンドル、フロントブレーキの
マスターシリンダーの変更。
FCRキャブレター、チタンマフラー取り付け。
(サイレンサー2本タイプではなく1本タイプ)
出来ればホイールをマグタンに変更したいと
考えています。ステップももう少し上でも
いいなと思いますがそれは走るようになってから
考えたいと思います。
私が2気筒エンジンのバイクで好きなものは
殆どないのですが、そういう中でデザインと
乗っての楽しさでぜひおすすめしたいのが
この900ssです。
おそらく国産車以外で当社で販売するのは
空冷モンスター系とこの頃の900ss
2車種だけとなると思います。
ノーマルのままだとやや難しいリヤショックと
垂れ角がないハンドル。
これ等を変更改良し、エンジンは
マフラーとキャブの変更でとっつき
にくさもありません。
軽量な車体とトラスフレームでダイレクト感があり
操ることが楽しいバイクです。
特に良い点が、良い車両の数は少ないのですが
ベース車両の金額自体が安いこと。
そのおかげで上記変更を全て新品で
手を加えても百万円台で収まります。
アッパーカウルに立ちごけ程度の傷がありますが、
塗装の状態も良く、この年式のノンレストア
イタリア車として、とても綺麗な方だと思います。
入庫と同時に純正品以外の部品をいくつか手配しました。
新品のオーリンズ製リヤショックが欠品で
再版されるかどうかも解らないとのことでしたので
在庫の残っていたイタリアにオーダーしました。
先日GPZ900Rのカムシャフトも確かIN側だったかな?
欠品になりとにかく思いついたらすぐに
行動することが大切です。
ポジションも楽で、すでに軽いですが
車体も手を加えることによりさらに軽く
180キロ位(ガソリンなし)になると思います。
最高速を競うようなバイクでなく、
一般道でこそ、その魅力が存分に味わえます。
車体回りも整備を行います。
現車は今当社にありますので是非ご来店し
ご確認ください。
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