GPZ900R用マフラー

ノーマルセンターカウル、アンダーカウル取り付けを取り付けた状態で
取り付け可能なGPZ900R用マフラーを製作しました。
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あちこち出っ張りがあったり、寸法的にも狭い部分があり、
かなり手こずりました。
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いざ自分で作ってみると、他社さんのマフラーでカウル付き用のものが、
どうしてそんな取り回しになっているのかなどよくわかります。
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もともとGPZ900Rのマフラーは取り回し的に無理があり、
機能と格好を両立させるのがとても難しい商品です。
何カ所か楽に作る方法はあるのですが、そうすると
妙な角度になったり、はみでたりして真横からの写真では
変に見えなくても、直接見たときにカッコが悪くなってしまいます。
なるべくそういう部分がないように、また後ろ半分は、
お客様や、私以外の人間が取り外し、取り付けもしやすいように、
考えて作りました。
こういう部分は、曲げから溶接まで全て自社内でできる強みだと
思います。このような複雑な商品は一部でも外注が入ると、
「ちょっとそこ変えて」
というのにも限度があります。
カウルを外した状態ではピンときませんが、
これでカウルをつければビシッとなるはずです。
このGPZ900Rはノーマルキャブの国内仕様なので、
輸出仕様のセッティングに変えて納車します。
リヤサスなども変更しますので、見た目だけでなく走りの
レベルアップも楽しみです。
このお客様には約束していたのでマフラーの金額は
25万+税で出すつもりですが、あまりに部品点数が多すぎて
全く合わないので、30万円ちょい+税ぐらいで考えています。
高すぎて全く売れそうにはありませんが、先々GPZ900Rは自分用に
作りたいと思っているのでまあいいかと思っています。
もちろんZ関係の注文いただいている車両の後ですから、
3年後、いやもっと先になりそうです。
今度忍者の試乗車を作るときには、カウル付きの状態で、
エンジンはボアアップし、軽くポート研磨、ノーマルカム、今回作ったマフラー、
FCRキャブ、リヤサスオーリンズ、マグタンのホイールとハンドルをできれば
セパハンのまま、もうすこし手前で高くしたもので作りたいと考えています。
あとステップのバーの位置を少し前にするかな。
したいことは山ほどあるのですが、時間とお金の両方が・・・。

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