Z1入庫予定とFX７５０

おそらく来年初めになると思いますが、
Z1の７５年式（多分）が入庫予定です。
これもベース車両になるため全バラして作業後の販売となります。
先日書いたMK2と同様１年後～の納期となります。
それにしてもMK2もZ１も高いです。円が安いのも関係あります。
当社はたくさん数を売る会社ではないので、その程度の台数を確保するのは
何とかなっていて良いものはあるのですが、高いなぁ～。厳しい。
Z1を無理して買ったので私のR2の足回りの部品は買えなくなってしまいました。う～ん。
でも良いものは買っとかないと、欲しい時に限って手に入らないもので。
MK2、Z1ともに在庫の車両となります。
興味のある方はご連絡を。
作業中のFXです。

テールパイプを製作用の仮のサイレンサーで位置の
具合を確認してから曲げます。
曲げて仮づけするとこんな感じです。

こういう部品はあらかじめ作っておくと作業効率がとても良くなり、
製作時間がかなり短縮されるので利益があがります。
ですが、足回りの部品や、サイドスタンドの具合などで見え方が大きく変わります。
オーナーさんがバイクを眺めているときは、基本的にサイドスタンドで立てていますから。
ですので全て組み付けてサイレンサーを組み付け、
状態が解ってから治具をあてがって確認してから砂詰めしたテールパイプを
バーナーで炙って曲げます。
基本的にテールパイプはバンク角さえ確保できれば良いのですが、
やはり見た目は大事で毎回ワンオフのような製作の仕方をとっています。
自分で製作できる場合はこういう部分に大切にすると、写真では解りませんが
直接見た時の印象はグッと良くなりますし、目が肥えてくるとそうでないものと
比べたときにその良さがわかります。
サイレンサーの出口部分形もサイレンサーの高さや角度で見え方が変わるので、
（かっこよくなったり悪くなったりします）最後に製作します。


さあもう一息で完成です。
後ろに見えているのは来年納車のレストア前のZ1000mk2です。