旧車バイクの望むことのエンジンシリンダー編を昨日アップしましたが、こういう技術的な内容は書く側は大変なのですが、それを読む側ははっきりと好みがわかれます。この情報はオーバーホールや、車両購入の際に、いわゆるレストア済みと書かれてはいるがそれはどういうことを指すのか、それを知っていただくための私の実際の経験から得た情報です。古いバイクがトラブル少なく、本来の調子で走り、しかもきれいな状態で手にするための。
こういう読み物ははっきり言って読むのが面倒なんですね。ですからしっかりと読み込む人とスルーしてしまう人にはっきりとわかれます。
また今まで知らなかったことだったりすると、とりあえず新しい情報すべてに対して拒否反応が出てしまう方もいます。
ですがこれらのことを知っておく、おかないでははっきりと損をする人、得をする人が出てきます。
人間の筋トレなんかでは、ああしたほうが良い、こうした方が良いと今では多くの情報が出回っていますが、はっきり言って個人差があると思います。自分に合ったやり方というものがあるわけです。得たいものも人それぞれ違いますし。見た目を変えたい、体力向上、健康維持などバラバラなわけです。
ですが機械ものの場合、基本通る道は大きく変わらず、調子を良く、見た目を美しくなどとなれば絶対にしなければならない整備、手順があります。
人間のように個人差が大きいのではなく、こうすれば良くなる。しなければ良くはならない、という事に大きな違いはないという事です。
好調なエンジンにするためには良い圧縮、良い点火、良い混合気、良い排気が必要で、それを得るために必要な作業をすべて行えば必ず調子が良くなります。つまり調子が悪い時はそれが行われていないだけなのです。
よくエンジンが調子悪いのに点火系を社外品にするなんてことを聞きますが、まずはエンジンが本来のコンデションにすることに費用を使う方がはるかに有益です。そういうのはいわゆるごまかしでしかありません。本当に調子の良いエンジンを知ればその意味が解るはず。私は社外品の点火系を入れるのはエンジンがチューニング仕様のごく一部の人だけで十分だと思います。
もし私の書いたことに共感を得てもらえる人がいましたら、一人でもいいので回りの人にも話してもらえたり、シェアしてもらえたら嬉しいです。
そうすれば旧車の世界に多い、お金を払ったのに一つも良くならない、かえって悪くなった。なんてことが少しずつでも改善していくと思っていますので。
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