代車を借りた話

先日トランポで使用しているキャラバンの代車で
現行車の日産e-powerと言われるシステムが使われている
車を借りました。
エンジンでバッテリーを充電しモーターで走るというもの。

以前も他メーカーのもの含め似たような電気がらみの
車を乗ったことはあり、あまり期待していませんでしたが
今回借りた車は今まで乗ったこの系統の車の中で
一番良い車でした。

車置いといたら当てられた事故?なんかで
日産の最も高級な部類のレンタカーに1ヶ月ぐらい
乗っていた時がありました。
はっきり言ってその車は高いだけでよい所なしと
いう感じでしたが、それよりも車としては断然良いと
思いました。

代車は走行距離は4万キロ弱、へたりは感じず、
スムーズで充分に走り違和感を感じる所は少なく
少々踏んで走っても燃料がほとんど減らないと思うほど
燃費はいいんですね。

ただ車格から考え新車の販売価格は50万は高いなと
思いました。と言っても軽自動車が200万円とかする
時代ですから。わけわからん。

信頼できる店長様(先輩)の話によると
故障も少なくバッテリーの寿命も長そうですね。
燃費が良いと言ってもこの価格では金銭的には
あまりメリットがあると思えないので、
私が買うなら中古車を買います。

ただ以前の物より車として進化してるな~と思いました。
出来の悪いガソリン車などに比べ安っぽい嫌な振動など
などなく、たまに充電のためにエンジンがかかりますが
私は気になりませんでした。
ただ、走行中にやたらと警告音的なものが鳴るので
それはうるさい。設定変更で音止められるのかな?

ボディのやれも4万キロ時点であまり感じないわけですから
中古車を適切な価格で買えばお金の面でも
帳尻が合って長く快適に走れそうです。
まあ見た目は大事で私は好みでないので買わないですけど
それは人それぞれですので。

そして思う事は、これから先こういう普段の移動の足と
しての自動車やバイク、そして趣味で運転を楽しむものは
はっきりと分かれていくんだろうなという事です。

つまり移動は快適に出来るだけ費用少なく、
安全が確保されれば自動運転でも良い。

そしてそれとは対極にスタイルと自分で運転すること自体を
リアルに楽しむ乗り物。

バイクという乗り物は数十年前であれば
速いことこそが一番偉いという時代がありました。

その速さが簡単に得られる現代では、
運転の楽しさ、どのように曲がるか操れるか、
そして機能美含めたデザインが大事にされるように
なってきています。

そもそも何馬力あろうとアクセルを開けてなけりゃ
そのほんの一部しか使っていないわけで
その時にどのように動くかが大切なわけです。

古いバイクもきちんと整備すれば電気仕掛けで
制御などされていない為、充分に速い物ばかりですが
機械をダイレクトに操る面白さがあります。

古いものでいえばレコードや家なども
見直されてきていますが、
その理由はなんとなくわかる気がします。

これからは普段の足と、よりはっきり違いが
でることによって、より趣味性の高い
乗り物のを望まれる方が増えるかもしれませんね。

これを存分に楽しむには古いバイクは最高の
乗り物、特に良いキャブのついた全体の調子が良い
車両ですね。

古い車であれば、エンジンやミッションなどは
オーバーホールできても、
ボディのへたりまで元に戻すことが難しいですよね。
だから購入時に元々ボディの痛みにくい車種や、
車種が決まっているならボディのへたりが
少ない車を買うのが良いですが
それは簡単なことではないです。

それに比べ構造がシンプルでフレーム構造の
バイクであれば、大きな事故や錆がひどくなければ
どのバイクも車体剛性はほとんど落ちません。

つまりきちんとした整備を施せば新車に近い乗り味、
楽しさが確実に手に入り、少し現在の技術を
取り入れれば新車時よりも、より運転も見た目も
楽しめるバイクに乗ることもできます。

現在の車に乗って、あらためて古いもの個性、
すばらしさを感じる事ができたと思っています。

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