新しいバイクはファッションに似ているな、
そう感じる事があります。
あっという間に移り変わっていきますから。
当社の取り扱う古いバイクもかつては
新車で販売されている時にはそういう存在でした。
短いサイクルで流行は移り変わり、
自分が買ったバイクはあっという間に
型遅れになります。
1年単位でマイナーチェンジされたり
機能面でどこが改良されました、や
カラーリングが変更されましたなど
どんどん変わっていきます。
カワサキがGPZ900RからZZ-R1100に
世代交代するときなどは極端で、
Z1000RXからZX-10、そしてZZ-R1100に
変わる時はわずか2年単位で
マイナーチェンジではなく車種自体の
変更がされています。
この時1000RXやZX10を買った
ユーザーさんの気持ちはどうだったのでしょう。
ZZ-R1100という、一般道も快適に走れ、
扱いやすいのに300キロ近い最高速でも走れる。
正に時代を変えたと言っても良い名車を
作り出すための過程と言えばそうなのですが。
私は今でもC型が圧倒的に好きですが
このZZ-R1100もあっという間にD型に
変わっています。
この時C型を持っていた方の多くは
D型に乗り換えたのではないでしょうか。
貨幣価値も違いますが
今のバイクはかなり高くなっています。
そんな中私たちの収入は大きく増えていません。
そのような中でこの新車たちは
あっという間にに型遅れになり
どんなに気に入って買っても
なんとなく新しいものは気になるもんです。
もちろん本当に欲しいものが
新車で売られている時
それを買えるのは幸せなことです。
そのバイクが良いかどうかは別として
状態は最高に良いものが手に入るわけです。
それでも200万円などが当たり前、
その大枚をあっという間に型遅れになるものに
私は使う気にはなれません。
どんなに良いものでも販売された状態
そのままでは自分好みでないところがあり
飽きがすぐきそうなものの改良のために
さらにお金を使う気にもなれない。
車であればバイクの200万円クラスの性能を
得ようと思えば500万、1000万なんて価格は
当たり前になってます。
確かに新車が売れてくれないと
メーカーは困りますしお付き合いのある
ディーラーさんも困ります。
ですので私のブログなど知らない
古いバイクなど全く興味のない方には
どんどん今のバイクを買っていただいて
ディーラーさんもメーカーも
繁盛していただきたい。
メーカーが儲かってくれないと
古いバイクの部品もどんどん作らなく
なってくる。
そんな中やや変わり物?と言える
古いバイクに興味がある方達。
ごくまれに20代、30代の方にも
古いシンプルなデザインのものが
好きという方に出会えることもあります。
今古いバイクを買うには生産されてから
年月が経っている分、
多くの整備やレストアなど行う必要が
ありますが、
古いバイクは型遅れや新しいバイクが出るなど
全く気になりません。
買い換える理由も新型が販売されたから
なんてこともありません。
つまり回りや流行りなど気にならずに
長く所有することができる。
走れてなんぼということには
かわりはありませんが、
しゅっちゅう乗ることはできなくても
いつでも乗れる状態で
持っていること自体が楽しめたりするものです。
古いバイクを買える環境にある方は
幸せ者です。
自分が欲しいと思えるものに
運よく出会えた時には
どんどんチャレンジしましょう。
そんな中、当社の販売を一旦辞める
車種と商品を書かせていただきます。
主な理由は製作コストと時間の絡みです。
カワサキZ1-R
これは過去に当社で整備やレストア
したものが里帰りして再販売する時と、
メーター回りがMK2系などに変更されている
物の場合は販売可能です。
先程少し話が出てきましたが
ZZ-R1100、Z1000RX、ZX10、
これも過去に当社で整備販売したものが
里帰りして再販売する場合は除きますが
販売終了とさせていただきます。
C型本当に好きなんですけどね。
CBX1000の販売も終了させていただきます。
すぐにはやめませんがGPZ900Rの
販売も今後辞めていく方向です。
もし、運よくよっぽど良いものが
出てきた時のみとさせていただきます。
こちらも当社で過去に整備やレストアしたものの
再販売は行います。
以前発表していますが
当社製マフラーのメガホンタイプ、
ショート管タイプは今受注しているもののみで
販売終了とさせていただきます。
マフラーについは今後サイレンサータイプのみ
となりますが
こちらについては今まで作っていない車種も
新たに販売対応できる場合もあります。
なお上記車種でも
すでに所有されているバイクにつきましては
整備、レストアなどタイミングによっては
対応できる場合もあります。
もちろん当社で販売した車両については
上記車種でも対応いたします。
対応車種につきましては
減る場合もありますし、増える場合もあります。
もしご購入をお考えのバイクがあれば
対応できる車種のうちにお問い合わせください。
では販売車両DUCATI900ssの紹介です。
百万円台後半から200万円万円台前半で
購入することができる数少ない名車ですね。
後期モデルで走行距離約12500キロの
貴重な900ssです。
この写真は入庫してほぼそのまま
仮の純正サイレンサーを取り付けたのみです。
こちらも対応車種のうちに
さらに価格が上がる前に購入されることを
お勧めいたします。
トラスフレーム、デスモ機構、
Lツインエンジンと軽量な車体の組み合わせを
ぜひ味わってみてください。







より詳しい写真は時間の関係で
後日また紹介させていただきます。
問い合わせはこちらのフォームからお願いします。
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