当社で作業したバイクの、
割と最近のものをいろいろ一覧で
見れるものがあったら、
というご要望がお客様からありましたので、
写真が短い時間で用意しやすかったものだけに
なっていますがnoteの方に
アップいたしました。約10台ほど。
写真はnote側で勝手に並べられて
しまうようなのでバラバラな感じになってます。
整備販売コース
純正に近い形のz1000ltd
https://note.mu/tasaki_tuning/n/n7db2acb66cab
持ち込みの車両をフルレストア
ブラックエンジン、チタンメガホンマフラー
Y様MK2
https://note.mu/tasaki_tuning/n/nbddd392135a8
マグホイール、ショート管仕様 S様Z2
https://note.mu/tasaki_tuning/n/nf21812f9f084
持ち込み車両を整備、レストア、
カスタム仕上げ K様Z1-R
https://note.mu/tasaki_tuning/n/n044cfb0ff7de
フルレストア
サイレンサータイプチタンマフラー T様Z2
https://note.mu/tasaki_tuning/n/n854f52e533d4
純正に近い外観、CRキャブ
4本出しマフラー Y様Z1000
https://note.mu/tasaki_tuning/n/nf01c472ddeb8
フルコンプリート
ブラスト仕上げエンジン
T様Z1
https://note.mu/tasaki_tuning/n/nff8be9f72bde
フルコンプリート
シルバーマグホイール K様Z1
https://note.mu/tasaki_tuning/n/nb872cc708e50
ブラックタイプチタンメガホンマフラー
マグホイール M様MK2
https://note.mu/tasaki_tuning/n/ndac3020e1566
純正に近いスタイル A様R2
https://note.mu/tasaki_tuning/n/n5960ce37f16d
純正に近いスタイル、
ブレーキをブレンボに変更 S様MK2
https://note.mu/tasaki_tuning/n/n20091c8d5f84
フルコンプリート車両 T様R2
https://note.mu/tasaki_tuning/n/n28af9e2a2d4e
純正に近いスタイル
整備販売コース F様z900
https://note.mu/tasaki_tuning/n/naae46f70e89f
興味が湧いたものがあれば
見ていただければと思います。
この実際に収めた旧車バイクたちが
私たちの結果です。
これからもただ売れればよいと
数多く作るつもりはありません。
品質を維持できる分だけ販売します。
もちろん納期がかかっているので
日々少しでも作業は早くなるよう
今後も工夫をしていきます。
最近繰り返しよく言っていますが、
世の中には情報がたくさんあふれています。
相変わらず正しい情報
間違った情報、ごちゃまぜの状態です。
それぞれの店、人の考え、
バイクであれば技術的なこと、理論、
数年前まで正論だったことが、
技術の進歩とともに
答えが変わってくることもありますね。
私自身もブログやフェィスブック、
インスタグラムなどで時々情報発信を
していますが、発信している側も、
それを受けている側も、その先が大切です。
それを知って、
私(あなた)自身はどうするのか。
何か変わっていきましたか。
あそこが悪い、こういう良いものを
発見した、で、どうすんの?
同じ情報を知っても、見る方向、
自分の状況、考え方によって、
私とあなたが出す答えは違ってきます。
だから私たちの提案した内容と
注文いただく内容が違っても
危険がなく、著しく乗りにくくなるなど
間違いがなければそれで良く、
私たちに気を使ってもらわなくても
大丈夫です。
私のバイクでなく皆様のバイクですから。
その判断をするための一つの情報として
私の出している情報が役に立てばなと、
なるべく間違いのないように、
自身の経験などから
裏付けのあることを発信しています。
先ほど書いたように技術の進歩、
逆に退化で同じ純正部品でメーカーが
作った同じ部品でも、
注文すると品質が悪くなってしまって
いることもしょっちゅうあるため、
年月が経つとともに
答えが変わってきてしまうことはあります。
それでもその時、タイミングで、
なるべく正しく、
質の高い情報を発信して、
今後の行動、判断の手助けになればと
思っています。
私(あなた)はその得た情報で
何か実際に行動に移すことができたでしょうか?
せっかく良い情報を得ても
何もしなけりゃ未来はな~にも変わりません。
後悔しないように動きましょう。
バイクで良い思いをしている人は
チャレンジしている数が多いように感じます。
失敗も多くあるようですが、
その経験を得て、変な買い物は
しなくて済むようになり
だんだん自分の理想のバイクのある
人生を送れるようになります。
私が出す情報は、他の方とは
まるで違うことも多いようです。
「え~そうなんですか、
回りの人や、ネットで見た答えと
全然違う。!」
とよく言われます。
これはなぜか。
それは私が古いバイクの作業を
他の人や会社に丸投げせずに、
一から十まである程度の高さの
レベルに達するまでしつこく自身で作業し、
その中から得たノウハウをもとに
答えている人がほとんどいないからです。
その辺でレベルの低いところから
発信されたテキトーなことを取り入れ、
さも正しいことのように人に言ったり
しないのです。
そして解らないことは解らないと答え、
今後のレベルアップにつなげます。
お客さんからの何気ない質問が、
その後、役立つことがおおいにあります。
これはつまり、バイクにかかわることで
部分的に高い技術、作業、運転の技術を
持った人は数多くいるのですが、
一般道を走る古いバイクに関連する
全体の作業
(良いバイクの仕入れ、整備、
レストア、チューニング、
部品製作、入手、走行テスト)
を丸ごと1台すべて自分で(自社内)
できる人、所はとても少ないということです。
例えばエンジン製作の
(OH、チューニング作業など)
得意な店があったとして、オーナーさんから
エンジン仕様、排気量やチューニングの
度合いはどれがベストかと聞かれたとします。
その店のエンジン作業のお勧めが、
耐久性、出力、レスポンス
などから鍛造ピストン1105cc、
ポート研磨、ビッグバルブ、ST1カム
の仕様だとして、これが良いエンジンだと
答えてよいでしょうか。
そうではないと私は思います。
なぜならば同じエンジンでも
載せる車体により、乗った時の印象が
大きく変わってくるからです。
なので、たとえエンジンが得意な店でも
結局車体側のことも解っていなければ
良い答えとは言えません。
少し話はそれますが、
一番は持ち主の方の運転の仕方や
好み、考え方、どこに一番費用を投じたいか、
などです。
こればっかりは初めて会って、
注文をいただいてもすぐに解るわけでは
ありません。
バイクの購入やエンジンOHなどの大きな
注文から、車検、点検、日頃の整備などで
お付き合いが増えるにつれ、
だんだんそのお客さんの考え方、
好み、気になるところ、気にならない部分が
解ってきます。これは時間がかかります。
ですので私の考えとしては
営業する人と、整備や物を作る人で
別れているのではなく、
整備する人間が直接お客さんとの
営業職のようにやりとりをして、
整備や部品作り、完成後の走行テストも
した方が良いと思っています。
だから会社は大きくならなくても良い。
話を戻します。
実際に一から十まで作業するとは?
エンジンOHする人はいるが
それに合わせて自分でマフラーを
作る人は少ない。
エンジンの調子が良くなって
車体の剛性が足りないとなり、
でたらめなものではなく正しい知識、
経験、勘所を得てフレームなど剛性を
高められる人は少ない。
機能的に良くなって、
次に美しくしたい、その時に
メッキ屋さん、アルマイト屋さんに
につながりを作り、小ロットでも
納期早く作業してくれ
品質の良いものを納めてくれる良い店を
20年かけて見つけていく人はほぼいない。
特殊な必要な色ができたときに
近くの腕利きに頼まず、
毎回安定して同じものを納めてもらえる
ように直接メーカーに塗料を作ってもらう
小さなバイク屋なんてほぼいない。
実際の作業で
カワサキZのエンジンでいえば、
なるべく車体を傷つけないように
エンジンをおろし、
エンジンを痛めないように
分解。
(フィンを折る、分解時に
合わせ面に大きな傷を
入れるなんてなんてありえない)
部品を洗浄し、悪い部分を探す、
大量の粉塵にまみれてボート研磨を行い、
燃焼室の研磨を行い
カムを磨き
バルブガイドを抜き
測定してその後ガイドを入れる
バルブのカーボンを落とし
シートカットすり合わせを行う。
本体などクラックがあり
治せるのであれば修理、
必要な部分のバリ取り
必要であれば修正面件を
信頼できる加工屋さんだけに依頼する
ネジ山の痛んでいる部分を
全て修理し、必要なところは
M6からM8にボルトのサイズアップ。
ハイカムを使うなら
カムスプロケットを長穴に加工、
組み立て時はバルブタイミングをとる。
ミッションを加工、
クランクの状態確認
クランクの芯出しをしてピン溶接
エンジン外観をブラストして、
自分で塗装し、適切な温度で
乾燥する。
バフ掛けが必要な部分はバフ掛け。
セルモーターをオーバーホールする
シリンダーボーリング作業は自分で
したことはありませんが、
ライナー打ち換えのの前段取をして、
加工担当にボーリングをしてもらい、
ホーニングは自分でした経験があります(笑)
そしてクリアランスを測定。
疑問が出れば質問などし、
解決する。
内部部品はどこの部分を
変えるかよく考え手配し、
欠品はどうするか考える。
部品、必要なボルトなどがそろったら
丁寧になるべく余計なことに
気を取られないように環境を
整え、集中して正しく組み付ける。
もちろん完成したら多く距離を走って
テスト。
マフラーは材料を手に入れ、
加工して、パイプに砂詰めをして
火で炙って曲げ(治具も自分で作る)
そのほか小さな部品も用意して、
溶接して形にする。
もちろんサイレンサーも自分で
作る。
書き出すときりがないので、
はしょりますが、
車体回りも全部ばらして、
フレームをブラストし、
悪い部分は直し、補強材を用意し、
加工、溶接する。
そして、塗装、乾燥。
ホイール、メーター、ハーネス
点火系、ボルト類、ステム、
スイングアーム製作など、
あちこち丸投げにただするのではなく
首を突っ込み、経験し、
作業してきました。
していないのは外装の塗装、
メーター内の修理、メインハーネスを
自分で作ることぐらい
でしょうか。
その上でもちろんまだ向上できる
部分があります。もちろん今一番の問題は
欠品の問題と品質よりも納期をいかに
早くできるかですが。
その作業から、多くの経験、
ノウハウを得ました。
人にただやらせ、見ているだけだったり、
他の会社、人がしたことで、
そこから情報を得ているだけでは
実際にやってみると解らないこと、
うまくいかないことがたくさんあるのです。
まず前提として良いもの、まともな作業が
解らなければ、
たくさんお金と時間をかけても
結果として良く走り、故障少なく
楽しいバイクに仕上げることは
無理でしょう。
最初に紹介したバイクたちが
その結果です。
いくらかけたかではなく、
(もちろん費用はかかりますが)
どこで誰が作どのように作業したかが
一番重要なのです。
ただ人の言うことを何の根拠もなく、
本当は正しいかどうか解らないはずなのに、
無責任にお客さんに良い結果が出ると
言っていても、古いバイクは見た目美しく、
まともに楽しく走るようにはなりません。
そりゃ口では何とでも言えますわ。
実際に自分で作業し続けていると
他の人や、他社にしてもらっても
同様の結果が得られる部分、
それ以上に結果が得られる部分、
がだんだん解ってきますし、
良い情報も入ってきます。
で、あなた自身はどうするのか。
いろいろ理屈を知ることだけが
目的でしょうか?
私なら見た目が自分好みで、楽しく走れ、
故障が少ないバイクに乗りたい。
理屈どおりにいけばよいエンジンでも、
乗ってみるとまるでダメ、みたいなもの。
なんてのは車もバイクも良くあります。
シングルカムのエンジンから、
ヘッドが変わり、ツインカムになった
そして数値上、最高出力と、
トルクが上がった。
これだけ見れば普通に見れば良いことで
悪い部分はなさそうです。
ですが実際に乗ってみると・・・。
前の方が良かったなんてことも
よくあることです。
皆さんはどの情報信じ、
どういう決断、行動をしますか。
私の発信する情報が何か一つでも
その役に立てれば、と思います。
話がまた変わって、
販売情報です。
年式にあまり興味がないので多分
なのですが2005年式
走行約1万キロの
ZRX1200R手に入れました。
直接見れます。
まだマフラー交換、試乗確認以外
何もしていませんが、
程度良いです。
以前ニンジャが安かった時にも
お勧めしていましたが、
今、ニンジャは程度の良いものが少なく、
金額も高くなってしまったので
現在、旧車好きにはZRX1200Rが
一番おすすめです。
ZRXで売られているものはたくさんありますが、
すでに良いものは多くないのですよ。
今日このバイクについて書こうと思いましたが、
時間が無くなったのでまた今度。
このバイク、古いバイクが好きな人や、
なかなか金額が高くて70年代~
80年代の旧車バイクは買えない人にも
お勧めできるバイクなのです。
簡単に言えば手を少し加えると
エンジンと車体の組み合わせが良く
旧車バイク同様、
運転してとても楽しいバイクにできるからです。
今月の半ばから後半ぐらいに
紹介できればと思っています。
実際に質問を受けましたが
「なんでダエグではないのか」
そんな野暮な質問はしないでください。
私はダエグは見た目も、乗っても
好きではありません。
あれは別のバイクのようなものです。
すでに乗っている人、ごめんなさい。
私の基準ですから。
だらだらとまとまりのない内容に
なってしまいましたが、
頭の良い人はもっと短い文章で
的確に書けると思うのですが。
今日の最後に
当社では勝手ながら、
メールなどの最初に書いていた
お世話になります。~
などのあいさつなどの書き出しを
やめることにしました。
お客様も当社、私にメールなどいただくときは
名前のあと、遠慮なく
いきなり本題を書いてください。
よろしくお願いします。
極力なんでもシンプルにやっていきたいもので。
コメント
カワサキ一番なんですよね。
それは仕方ないと思いますが、スズキオーナーとては、さびしく感じてしまうのも事実です。