販売車両GSX-R1100試乗チェック

販売車両

写真のGSX-R1100の車検を通して試乗チェックを行いました。
写真もその時に撮り直ししたので
前回の写真より実車の状態がより解りやすく
なると思います。
今日数枚見ていただいていますが後日全て
紹介いたします。


試乗してすぐに解ったのはキャブレターが
本来の調子でないこと。
試乗後すぐにFCRキャブレターをビトーR&Dに、
そのキャブにあうインシュレーターも注文しました。

強制開閉式でないキャブレターは
乗っていない期間が長かったりして
調子を崩すと、その後に整備などして
内部の部品を交換したりしても
なかなか本来の調子を取り戻せない感じです。

この車両についているキャブレターも外観からは
とても綺麗で何の問題もないように見えます。
明らかに分解整備がされていますね。

セルを回せばすぐにエンジン始動、
試乗後のエンジンが暖まった状態でも
ノイズは小さめ。
その辺の無責任な店であれば
調子いいですよと言ってそのまま販売するでしょうね。
一見、アクセルも軽く何の問題もなさそうですから。

乗ってすぐにアクセルの開け閉めに対して
本来のトルクが出ていないのが解りました。

今のバイクでも、古いバイクでも
特に大事なのはアクセルの開け始め
16分の1くらいから、2分の1を超える
ぐらいまでのトルクがきちんと出て、
しかも扱いやすいことです。
扱いやすいとは鋭すぎず、鈍すぎず
運転する人の思うようにエンジンが
加速減速の反応してくれることです。

負圧式のキャブなどはこの部分がどうしても
構造上半テンポ遅れます。
スロットルを直接開け閉めしない構造ですから
必ずそうなります。
後で遅れてぬあっとトルクが出てくる感じでしょうか。
しかも加速時に必要な燃料の濃さが足りなかったすると
半テンポ反応が遅れると同時に
トルク感もこのエンジン本来の物ではなく
薄く感じます。

アクセルをさらにワイドオープンして
2分の1から全開に持っていこうとしても
2分の1以下のトルクが本来のものではないため
全開に至るまでの線が細く物足りなく感じます。

さらに走り続けるとガソリンは充分に
入っているにもかかわらず
アイドリングが不安定になってきました。

そこで試乗を中止して戻ることにしました。
そしてすぐにキャブレターを注文する、
となったわけです。

この初期型GSXR1100は、出力が130PSぐらい
この一つ後の型、油冷1100(少し排気量が増えているが)
140PSぐらいです。

実はこの初期型1100エンジンが一般道で走るうえで
とても良いところ、それはピークパワーを
無理に頑張りすぎていない所で、
そのおかげで低回転域から高回転域までの
つながりが自然で良く、
下から上まで扱いやすくて
しかもエンジンのポテンシャルが高いので
トルクもパワーも充分にあるところです。

しかも車重が1100としては軽いので
加速も良いわけですね。

そこで純正キャブレターの口径は
記憶でややあいまいですが34mmぐらい
だったと思います。
まあエンジンの性能に対して小さいですよね。
この車両が製作された時代、
この手の高性能車を免許取り立ての方でも
とりあえず安全に乗れる扱いやすさなどを考え
こうなったのですかね。
口径が大きなキャブでは低速域の扱いやすさを
だしにくい(今より技術が低い時代ですので)
ことも関係があると思われます。

通常GSXR1100に使用するFCRキャブレターの
口径は39mm、
さらに元々ついている純正マフラーが重く
抜けもそれほど良い方ではないために
これを新規で当社にて製作すれば、
キャブとマフラーの相乗効果で
扱いにくくなることもなく
ほっといてもさらにトルクとピークパワーも
あがり本来の性能を発揮します。
しかも油冷エンジンでしか聞けない音と
マフラーが軽くなることで大幅に軽量化。

ということでノーマルキャブがついた状態での
販売はなし、とさせていただきます。
車両を購入していただける方で
必用とされる方にはノーマルキャブはお渡しします。

またがるとシート部分が驚くほど細身で
足つきの良さにびっくりします。
私も165ぐらい身長ですが全く問題なく乗れます。

ハンドルの切れ角も大きくUターンも楽々。

おそらく今まで何もされていないと思われる
フロントフォークは動きが渋くなっており
これは分解整備を行います。

またフロントブレーキは純正マスターシリンダーが
低性能(笑)でキャリパーとディスクの性能を
発揮できていない為、
ブレンボラジアルポンプタイプに変更、
同時にブレーキホースを新規製作します。
キャリパーの分解整備も同時に行います。

リヤブレーキも分解整備を行います。

クラッチは特に問題ありませんが
半クラッチでつながるところがやや遠め。
このままでも乗れますが
これもマスターシリンダーとホースを交換すれば
操作が軽く、クラッチのつながるところも
調整できるので間違いなく純正状態より
乗りやすくなります。

ハンドルのステムベアリングは
問題がないようです。
ステアリングダンパーが純正でついている為
やや判断が難しいのですが。
ステアリングダンパーは一旦外して、
再チェックします。
これも見た目の程度が良いので
お渡しすることになると思います。

リヤサスペンション、そのままでも
普通に走れますがイニシャルのかけ具合が
足りないようです。
整備時にイニシャルを増しておきます。
出来ればリヤショックは交換したいところ。
これだけで走りがぐっと引き締まって
良く曲がるようになると思います。
この時代のGSXRはスプリングレートが
低めなんですよね。

外観、フレームもきれいです。
写真では解りにくいですが外装やウインカーに
なぜか塗料が飛んでついているところが
ありますので
これは軽く研磨して落します。

アッパーカウルのスクリーンも少し汚れているので
これも研磨し、きれいにします。

その他キャブレターを変更後に
走行テストをして、エンジンなど
追加の整備を行います。
ミッションのシフト具合なども状態良く
大がかかりなことは必要ないと思われます。

ただ低走行車はヘッドガスケットが硬化し
走行テスト後にオイル漏れが発生することがあります。
その場合は販売価格を変更することなく
こちらでガスケット交換、修正後に
納品いたします。

これほど状態が良く、大掛かりな整備が必要のない
車両は初めてです。
お気軽にお問い合わせください。

こちらのお問い合わせは当社ホームページ内の
問い合わせフォームからお願いします。

お見積りフォーム|旧車バイクリニューアル販売|タサキチューニングりフォーム|旧車バイクリニューアル販売|タサキチューニング
【全国対応】長期保証付き。カワサキZ系、J系、GPZ900R、スズキカタナを中心にお客さまのご希望のバイクを探し出しオーダーメイドでレストア+オーバーホール済みで販売。チューニングも可能です。



コメント

タイトルとURLをコピーしました