販売車両Z900のヘッド

販売車両

以前入庫情報で少し書いていた
空冷GPZ750は皆様に紹介前に
売約済みとなりました。

当社の販売車両は現状販売車以外は
必要な整備作業を施して納品しています。

つまり整備やレストアを車種によって
必要な作業を判断してから行います。

カワサキZ系は全てばらして行うことが
多い車種の典型ですが、一気に作業を
進めることは出来ないため年単位で
準備をしていきます。

受注しているバイクの作業で
同じ作業をする時に流れで行う時もあれば
助っ人さんでも可能な作業であれば
お願いする時もあり、
休みや夜など時間外で徐々に行う時も
あります。

どちらにしてもカワサキZ系などになれば
一度も自社で整備していない物は
車体からエンジンを降ろして全分解し
必要に応じて当社でどこまで
するかを判断してから整備を施します。
中味を見ないことには何も始まりません。

そんな中紹介するのは販売車両Z900のヘッドです。
ご覧の様にIN、EXのポートと燃焼室の
カーボンを一番ベーシックな仕様に合わせて
(金額面で抑えめだが機能面では
本来の調子できちんと走る)
落としてあります。

簡単にサラッと書いていますが、
これは結構経験とノウハウがいる
作業です。
経験がやノウハウがない人が行うと
時間だけがかかってカーボンを
上手く落とせないばかりか、
ノーマルより形を悪くしてしまう
人もいます。

このヘッド外観はこれからレストアし、
内部もバルブシートカットすり合わせを
行い、修正面研を行います。

ご覧の様にこのヘッドは抜群に程度が
良く内部がとても綺麗ですね。
折れやすいM6マフラーのスタッドボルトを
レストアのために外しましたが
折れることなく全て外すことが
出来ました。
これも状態が良い証拠です。
M6は熱や錆で固着し、よく折れます。

このエンジンはヘッドカバーガスケット
部分からオイル漏れがあったものの
オイルなどもマメに交換され
負担少なく乗られていたようです。

バルブシート面も余計な下手な
シートカット作業など一切されておらず
純正そのままの状態です。

丁寧に乗られていた証拠して
バルブガイド、バルブ、バルブシートの
摩耗ももとんどありません。

古いバイクがまともに走らなかったり
調子が悪いのはそのバイクが悪いのではなく
ベースにする車両の程度が悪すぎたり
適切な整備をしていないからです。

整備をすれば販売価格は高くなります。
と言っても無駄な部分に資金を使ったりせずに
ノウハウと技術がある人が作業を
行えば効率よく行えますから
断然仕上がりレベルが上がります。

つまり乗っても楽しく、故障少なく
見た目も良くなるわけです。

そのためにはまずは良いベース車両を
見分けられること、スタートとして
これが要になります。

誰が見たってこのヘッドの綺麗さは
解ります。
良いものからスタートすれば、
修理ではなく整備に予算を集中的に
使えますから、同じ金額で買ったとしても
まるで手に入れられるバイクは
違ったものになります。

写真を見て下さい。


この車体の写真はレストア、整備前の状態です。


まだ作業途中で販売価格が
はっきり決まっていませんが、
この車両のお問い合わせは
問い合わせフォームからお願いします。

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