販売車両情報など

販売車両

今回は写真の販売車両GPZ900Rの価格変更と、
今度入庫する空冷のGPZ400Fについてと
別件を後半に。

販売車両GPZ900Rの1年がかりの水温のデータ取りが
終わりましたので車両代258万円で販売します。
新品のタイヤに交換後の納品になります。
大変お買い得な状態ですので
当社ホームページの問い合わせフォーム、

お見積りフォーム|旧車バイクリニューアル販売|タサキチューニングりフォーム|旧車バイクリニューアル販売|タサキチューニング
【全国対応】長期保証付き。カワサキZ系、J系、GPZ900R、スズキカタナを中心にお客さまのご希望のバイクを探し出しオーダーメイドでレストア+オーバーホール済みで販売。チューニングも可能です。



あるいは電話097-542ー3383までお問い合わせください。
即納できます。

詳しくはこちらの写真集をどうぞ
https://photos.google.com/u/1/share/AF1QipOWj2VPbcjutKxNq3lKrdGAxVPOlqx7nJFn_aZ0MNZKXke5IcqddaQVTmrSv6Xdig?key=Vm1YLWVnMUVDX1ZaanRkbGMtQjlnbW96YUdGT29R

GPZ900R製作模様のブログはこちら

極上ニンジャ整備車両を作る
「極上ニンジャ整備車両を作る」の記事一覧です。


GPZ400Fの方は昭和59年初登録ワンオーナー、
色はギャラクシーシルバー/ルミナスワインレッド、
走行距離なんと約2000キロ前半の超貴重車両です。
現状みる限りフルノーマル、貴重なコンディションで
全体的な雰囲気が良いものです。

全体の程度の良さから保管に気を使われていたのは
間違いないのですが、ホイール、マフラーなど
動かしていなかったのでその辺は錆があります。
400で良いものは欲しい方は絶対的に購入を勧めます。
入庫しましたら、現車確認できます。
当社は日頃400ccは取り扱っていないので
初めてかな?あまりにも貴重なので
手に入れました。

旧車バイクで実走行距離が少ないは個体は
ほとんどなく簡単に手に入りません。
走行距離が少なくても錆びまくったボロがとても多いですし。
これを手に入れるために保管場所がなくなったので
CBRは手放すことにしたぐらいです。

このようなものを手に入れるには
日頃が大事で常にそういう行動をし続けないと
手に入るようにはなりません。
運や、流れのような物があるのです。
欲しいと思って探しても見つからないですし、
あまりに高いと誰も買えませんしね。
なるべく高くならないように心がけてます。

当社でタイヤなど消耗品換えて、ついでに
ホイールなどレストアして乗るもよし、
ご自身で整備できる方は現状販売もできます。
興味がある方は百万円台ですので
すぐにお問い合わせ下さい。

関係ないですが、GPZ750系のエンジンを積む
ゼファー750の相場が少し下がって
まともな値段になってきている感じがします。
一般のバイク屋さんで店頭で売られているものは
高い時に仕入れているので高いものが多いですが。
もちろん一時的なものでまた上がることもあります。
こういうのは常にタイミングです。

今までが高すぎて、問い合わせいただいた方には
お勧めしないと言ってきましたが、
どうしてもゼファー750が欲しいという方は
探してもいいかもしれませんね。

さて今回話したかった本題を。

かなり昔、車ディーラーの整備士だった
大体25~30年ぐらい前のことですかね、
その時代は工具や、工具箱にこだわる方は
まだそれほど多くない時代でした。

ボロい工具を使用している整備士が多かったのと、
工具箱自体も小さいもので、どこに何が入っているか
解りにくい状態で使っている先輩方も多い時代でした。

大ベテランの先輩整備士にそういう方が多く
そういう人たちは決まって
「高い工具磨いて喜んでいないで腕磨け」
と言っていたものですが、私はその考え方は
違うと思っていました。
腕も工具も磨けだろと。生意気ですね~。

そういう当時らしいといえばそうなのですが
そうではない、あきらかにでかくて綺麗な工具箱に
綺麗に整理され並べられた工具を持った
整備士の方もいました。

私も整備士で働きはじめて半年も経つと
いろんなものが私自身よく見えるように
なっていました。

その中で先輩方の仕事ぶりを見ていると
すべてではないもののその綺麗な工具箱に
整理された工具を使う先輩に優秀な人が多いことが
解ります。

少し時間が経って認められたのか
本社勤務になると工場はとても忙しく仕事で
あふれていました。
本社は仕事量が多く、他店での難しい仕事や
できない作業を本社で引き受け作業していましたが、
そういう難しい仕事になると
優秀な整備士がそれにあたるようになって
いたようです。

その中で特に優秀と思われる先輩整備士が
いました。逆に出来過ぎて妬みを買うことが
あるようで陰で悪口を言う人もいましたが
どう見ても抜きんでてできる人だったのです。
現場の工場長は明らかに認めている感があります。
さらに圧倒的に仕事量をこなしていました。

他の整備士が上手く修理できないと
多くのことは語らず、それら難しい修理を
やっつけていきます。

その整備士の方は自分からは話しかけたりはせず、
主張するタイプの人ではなかったので、
私はできるだけこちらから話しかけ
色々教えていただきました。

その中でこう話していました。
「俺が特にできるわけではなく普通だと思う。
実際には工具に助けてもらっている。
だから大切にするし、いざという時のために
いろいろそろえて、いつでも作業できるようにしている」

またその方の工具箱も大きくしっかりしたものでしたが、
これについても車はリフトの下に入って作業する
事も多いので、念の為リフト下で力を入れて
車が揺れるような作業をする時には
その工具箱と一緒にリフトの下に入るようにしている、
とも話していたのを覚えています。

車もリフトも落下しないとは限らないから
万が一車やリフトが落ちても、
工具箱のおかげで助かるかもしれないじゃん
てな話です。
そういう事を言う人も当時少なかった。
当時はそういうこと言っていると軟弱な
イメージだったのです。
確かにごくまれにではありますが、
リフトがらみの死亡事故なども聞いていました。

私もすべてではないものの工具と工具箱をある程度
しっかりしたものを買い、リフトの下に
工具箱(キャディーと言っていた)を入れて作業する
ようにしました。
作業に慣れた今でもバイクを整備中や運転中に
とにかく倒さないように考えるのはこの頃の
慎重な考えを知ったことが頭にあるからだと思います。
本当に当時はそういう考え方の人が少なかった。

そういえばビトーR&Dでメカニックで働いていた時は
会社の工具を使わせてもらうのですが
美藤社長がレースメカニックをしていた時のものだと
聞いたような気がします。
(確認していないので次に話したときに
聞いてみたいと思います)
もちろん工具箱も工具も立派でしかも歴史を感じるものであり
この辺はきちんと整備をした旧車バイクにつながる感じが
したものでした。

当時ディーラー整備士の工具類は自腹ですから、
それなりの出費が必要でしたがそれを今でも使っています。
工具などについてはそれぞれ整備士でも考え方が
大きく違っていたのです。


これは一般のバイク乗りにも当てはまります。

よく腕が良くないから、プロではないから
良いバイクは必要ない。
サスセッティングも、足回りの整備も、
キャブセッティングも
エンジンオーバーホールもタイヤ交換も
必要ないという。

私はそれは間違いだと思います。

バイク屋さんが合同で試乗取材を受ける
現場で見ていると解りますが
プロのテストライダーは多少乗りにくい
出来の悪いバイクでもごまかして運転することが
できる。

もちろん私も少々乗りにくいバイクも
今までの経験から運転することはできます。

ですがほとんどの一般ライダーはそうはいかない。
他人のバイクを乗ることですら
躊躇し遠慮する方も多いですよね。

一般のライダーであるからこそ
プロのライダーのように早く走る必要は
ありませんが、なおのこと乗り手が扱いやすく
素直に動くバイクが必要なのです。

さらにエンジンが楽しく
アクセルの微細な開け閉め対して思うような
加速、減速が得られるものがよいのです。
それに良い音があれば最高ですね。

バイクという乗り物はある程度上手く乗れないと
(速く走れという事ではない)
この乗り物の本当の楽しさを知ることはできません。

そのためには一般の乗りてであるからこそ
それがかなうしっかり整備されたバイク、
基本の調整ができている状態のバイクに
乗ることが大切なのです。
まとめて整備すれば効率よく費用も抑えられます。

ぜひしっかりと整備されたバイクに乗ってみて
ください。
バイクの本当の楽しさに気付けると思います。












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